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海馬亭通信(1) ポプラ文庫ピュアフル
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2012/01/04 |
JAN | 9784591127230 |
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海馬亭通信(1)
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海馬亭通信(1)
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早瀬由布 やまんば・山の神の娘。 行方知れずの父親をさがして人間の街に下りてきたやまんばの娘 由布の姉 由布の母 由布の父 十年前に街へ降りて、それきり帰ってこない。早瀬圭一。ひとの街にいたときは本屋に勤めていた。 千鶴 ワルの小学生。 お銀さん 加藤玲子 大学三年。海馬亭四〇二の住人。 リリー レストラン専属の歌い手。 伊達 ピアニスト。 コック 由美 毎朝、千鶴を学校に誘いにくる子。 丘野純子 四〇四の住人。幽霊。 隆太 ジャングルジムの男の子。幽霊。 タイル 竜野優美子 海馬亭オーナー。五〇一。 藤沢景 小学六年生。 巡 双子。弟。 純 双子。女の子。 団地のおばあちゃん 源千鶴 見習い魔法使い。 安曇景
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「ごめんねのくまさん」 勘違いされたまま。 本当のことを話しても信じてもらえないだろうが、それならば真実に近いシナリオを作っておくべきだったろう。 「とりあえず記念写真」 ひねくれ者を探し。 自ら選択したのであれば納得し頑張ろうと思うだろうが、勝手に決められ一人になったら帰りた...
「ごめんねのくまさん」 勘違いされたまま。 本当のことを話しても信じてもらえないだろうが、それならば真実に近いシナリオを作っておくべきだったろう。 「とりあえず記念写真」 ひねくれ者を探し。 自ら選択したのであれば納得し頑張ろうと思うだろうが、勝手に決められ一人になったら帰りたいと願うだろう。 「虹色タイルと宇宙船」 諦めようとした夢。 時間をかけて作り上げてきた世界が完成する目前に、全てを失ってしまったら誰だって自暴自棄になるだろうな。 「大みそかはこたつみかん」 街中が死に向かい。 長く生きることが出来ないと分かっていたのであれば、早い段階から準備をすることは不可能だったのだろうか。 「眠れる街のオルゴール (前編)」 誰の為に歩くのか。 色んな病院に行っても答えは同じであるのなら、疑うべきは心に抱えている枷となる想いだと気付くべきだろう。
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山の神(やまんば)の娘、由布は、行方知れずの父親を捜して、風早の街へ降りて来た。 たまたま出会った小学生、千鶴に導かれ、元はホテルだったという「海馬亭」に住むことに。 一癖も二癖もある住人はそれぞれの悩みを抱えつつも、由布を暖かく迎え入れる。 山に残る姉への手紙という形で綴られた...
山の神(やまんば)の娘、由布は、行方知れずの父親を捜して、風早の街へ降りて来た。 たまたま出会った小学生、千鶴に導かれ、元はホテルだったという「海馬亭」に住むことに。 一癖も二癖もある住人はそれぞれの悩みを抱えつつも、由布を暖かく迎え入れる。 山に残る姉への手紙という形で綴られた4篇のエピソード。 後半は、それから17年後の出来事。 家族のために頑張りすぎて歩けなくなってしまった少年、景を巡る物語の前編。 医師の千鶴先生の勧めで、今は住む人もない海馬亭で過ごすことになった景は、不思議な人に出会う。 いつの間にか欲しい本リストに入っていたのだけど、買ったきっかけは表紙絵が片山若子さんなのに気づいたから。 米澤穂信さんの小市民シリーズの表紙で知った、鮮やかで優しいタッチの絵が似合う世界観なら、きっと良いに違いないと。 こんな物語に小学生の頃に出会えたなら、とても幸せなことに違いない。
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