商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/12/26 |
JAN | 9784048739870 |
- 書籍
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或るろくでなしの死
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或るろくでなしの死
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商品レビュー
3.6
50件のお客様レビュー
多義的な「死」にまつわる七つの物語が収録された短編集。多義的と書いたのは、「死」を迎えるのが人間にかぎらず、世界だったり、感情だったり、意味だったりするから。ついさっきまで生き生きと存在していたものが、「それぞれ徹底的に蹂躙され、破壊されてい」く(「あとがき」より)。その様は本...
多義的な「死」にまつわる七つの物語が収録された短編集。多義的と書いたのは、「死」を迎えるのが人間にかぎらず、世界だったり、感情だったり、意味だったりするから。ついさっきまで生き生きと存在していたものが、「それぞれ徹底的に蹂躙され、破壊されてい」く(「あとがき」より)。その様は本当に徹底的で、生々しく、グロテスク。事故、虐待、自傷行為、殺人など、思わず顔を顰めてしまうような描写も多かった。「あとがき」の末尾に、「この本が、読者のみなさまの日頃の憂さと、もやもやを吹き飛ばす妙薬と成ることを祈って」と書かれている。憂さを吹き飛ばす妙薬。。。ちょっとよくわからなかった。
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- ネタバレ
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胸糞だけとちょっと切ないのか、切ないけど盛大に胸糞なのか…いずれにせよ気分が悪い、そんな著者、平山夢明。 この人次読むのはしばらく間を空けてからにしよう。 追)どなたかのレビューにあったのですが、確かに、著者さんのあとがきがあるのがなんか新鮮でした。こんなにキモイ話が湯水のごとく湧き出てるんでなくて、割と悩みながら書いておられるようで、なんか安心しました(←ほめてる)
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まず著者の作品「デブを捨てに」を最初に読んだ。息苦しさの中に軽快さと明るさを覚える、ダークユーモアな平山ワールドに、新たな自分の好みを発見した気がして、2冊目にこちらの本を読んだ次第。 が…私にはこちらの本は期待外れだった。息苦しいの中にまた息苦しさしか見い出せず。闇金ウシジマく...
まず著者の作品「デブを捨てに」を最初に読んだ。息苦しさの中に軽快さと明るさを覚える、ダークユーモアな平山ワールドに、新たな自分の好みを発見した気がして、2冊目にこちらの本を読んだ次第。 が…私にはこちらの本は期待外れだった。息苦しいの中にまた息苦しさしか見い出せず。闇金ウシジマくんから、現実味を抜いて代わりにグロさと厨二病要素をたっぷり足した感じというか。。 「デブを捨てに」の読書感を求めて、著者の他の本にも挑戦してみたいと思う。
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