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流燈記
3,080円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2011/12/21 |
| JAN | 9784480804372 |
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流燈記
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
作者の「忍ぶ川」を読んで深く感動した覚えがある。久方ぶりに作者の小説を読むことができた。戦時下の中学生と女学生の淡い思いを描いた作品。女学生には出生の秘密があった。中学生はまだ女学生の思いを受け入れるには幼かったのだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
30年ぶりに郷里に戻り、戦争中、中学時代を 共に過ごした仲間と山歩きをしていたとき 偶然、戦時中のトーチカ(要塞)を発見する。 戦争の遺物を見て、突然少年の頃を追想する。 ある日留守番をしていたら見知らぬ女子高生が 緊急避難と称して台所に転がり込んできたのが きっかけで知り合う。 彼が年下である為、何事も彼女の方の押しが強い。 しかし私は立派な軍人になって、日本国のために命を 落とす事しか考えていなかった。 「ぼくはやっぱり予科練に行く」と言うと 彼女は「そんなに早く死にたいの?」と言う。 30年ぶりの故郷にて淡い思い出が よみがえる。
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なんか良い話だな〜と、しみじみ思う。戦況が厳しくなる前の旧制中学生の青春話。話の中から綺麗な景色が浮かんでくる(^^)最後の「無数の星が音を立てて降ってきた。」とゆう文章を読んだら、もうこれで完結で満足(^^)d
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