ワークアラウンド仕事術 自分と周囲に変化を生みだすストレスフリーの管理術

ラッセルビショップ【著】, 片山奈緒美【訳】

• 販売会社／発売会社: マグロウヒルエデュケーション
• 発売年月日: 2011/12/19
• JAN: 9784532605193

商品レビュー

2012/12/02

目指す結果が得られないときは
次善策を用意し実行することが重要です。
次善策や予備手段のことを
ワークアラウンドと言います。

本日ご紹介する本は、

ワークアラウンド(次善策)の実践により、
仕事をコントロールし、
仕事を成し遂げるだけでなく、
仕事の質と満足感も高めるための方法を論じた１冊。

ポイントは
「自分次第」

何事も自分次第という考え方が重要です。

なにかうまくいってないことがあるとして
最初の質問は、
「誰の許可もいらず、自分だけで変化を
起こすことで何ができるだろう」
と考えます。

目的を明確にし、目的に近づくためにできることは
何でも進んでやってみましょう。

「複数手段」

どんな目的でも、達成するための
複数の手段があるはずです。

１つの手段でだめな場合に
目的に少しでも近づくためにできることはないか。
考えてみれば必ずあるはずです。

「批判」

誰かが文句を言うということは、
まだ改善や挑戦ができるのに、
十分手を打っていないと言えます。

他人の文句は、真摯に受け止めて、
自分にできることでやっていないことはないか
改めて考えてみましょう。

「集中」

まず、目的と目標を明確にしましょう。

目的＝なぜ達成したいのか。
目標＝目標達成したらどうなるのか

そして、目的と目標が明確になったら
目標に近づくための行動リストを作り
次の行動にのみ集中しましょう。

脳が集中して一度に情報を処理できるのはひとつだけです。

ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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最初の質問＝誰の許可もいらず、自分だけで変化を起こすことで何ができるだろう
達成感＝終わっていなかった仕事をやり終えると、ますますエネルギーを生み出すことになる
仕事上、誰かを自分の味方に付けたかったら、まずその人の責任下にあるのはどんな仕事か検証しよう
企業に必要なのは優れた消化活動をする活動チームではなく、火事を予防する方法
企業の火事や危機は、問題解決を先送りすることで発生するケースが多い
目指すものを明確にして、そこに到達するためにできることはないか、常に自分自身に問いかけよう
誰かが文句を言うということは、改善や挑戦ができるのに、何も手を打っていないということ
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◆目次◆
1 すべては自分しだい
2 GTDの考えかた
3 戦略のための社内の調整と方向性
4 その問題はどこが問題なのか?
5 効果的なコミュニケーションと行動
6 責任の意味と反応力
7 社内の衝突にうまく対処する
8 カルチャー・クラッシュを解決する
9 難しい決断よりベターな選択を
10 コンセンサスの難しさ〔ほか〕
11 危機管理力を高める
12 自己高揚バイアスにとらわれない
13 会議の効率化
14 メールの効率化
15 プロセスの問題
16 批判と抵抗に対処する
17 マルチタスクから集中して働く習慣へ
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◆マインドマップ◆
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