商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/12/17 |
JAN | 9784163810508 |
- 書籍
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きれいごと
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きれいごと
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商品レビュー
2.3
6件のお客様レビュー
夢の中で生きているような物語りだった。44歳独身、妊娠するには最後の時期。女性として人間として性の描写が多くみられ、何だかわからないと思いながらもストーリーにはついていけた。購入した終の棲家に、ふと思いつき、自分で珪藻土で壁塗りを始める。その間の物語。
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大道珠貴さんの「きれいごと」、2011.12発行です。1966年生まれの著者、44~5歳の頃の作品です。主人公平尾美々44歳の女性の暮らし、からだの変化、性への思いなどが滔々と書き綴られています。「私小説」っていうのでしょうか・・・。芥川賞作家、不思議な感性の世界ですね。観察力、表現力に感心しました。 平尾美々は、30歳前に福岡から関東に出稼ぎ。小説を書くために。40歳から金沢八景駅付近のアパートに。44歳で閉経、同時に終の棲家を京急神武寺駅の近くに。大道珠貴「きれいごと」、2011.12発行、再読。これは、私小説か、自伝か、エッセイか(^-^) 純文学は間違いないでしょうw!
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平尾美々、44歳・独身。逗子に家を買った。これからは何でも1人でするのだ-。気楽だけれど楽じゃない、独身・家持ち女の静かな暮らしを描く。 自伝的小説とも思わせるが、作中で「自分の書く小説の登場人物(中略)自分を書こうとすればするほど自分でなくなる」と言っているので、話半分(以下...
平尾美々、44歳・独身。逗子に家を買った。これからは何でも1人でするのだ-。気楽だけれど楽じゃない、独身・家持ち女の静かな暮らしを描く。 自伝的小説とも思わせるが、作中で「自分の書く小説の登場人物(中略)自分を書こうとすればするほど自分でなくなる」と言っているので、話半分(以下?)に捉えればいいのだろう。投げやり、開き直り、露悪趣味…大道作品らしさがよく出ている。 (C)
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