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世界史との対話(上) 70時間の歴史批評
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世界史との対話(上) 70時間の歴史批評

小川幸司【著】

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世界史との対話(上) 70時間の歴史批評

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 地歴社
発売年月日 2011/12/16
JAN 9784885272035

世界史との対話(上)

¥2,750

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2024/11/23

中学校、高校で習ってきた世界史を、テーマごとにより解像度高く、教科書作成当時から本書刊行までの発見も反映して解説してくれる。世界史の概説書の中でもテーマの設定は著者の個性が出ているものと思われ、ある種の網羅性(通史的な連続性や地理的な平行性のようなもの)は意図的に担保されていない...

中学校、高校で習ってきた世界史を、テーマごとにより解像度高く、教科書作成当時から本書刊行までの発見も反映して解説してくれる。世界史の概説書の中でもテーマの設定は著者の個性が出ているものと思われ、ある種の網羅性(通史的な連続性や地理的な平行性のようなもの)は意図的に担保されていないぶん、一つ一つのテーマが現代の私たちとの繋がりを示すよう工夫されており、教育者である著者の考える、あるべき世界史教育の姿を映している。 「山川世界史」を大人になってから読み直そうとしても退屈すぎて難しい(余談だが、高校の資料集はとても安価で大人にも楽しめると思う)わけだが、本書は単純に一つ一つの章がテーマベースでまとまっている断章的なものであることから、1話完結的に面白く読める(各々の章はお互いに頻繁にリファーされ、関係性にも配慮はされている)。昔習った常識的解釈が今や覆されている場合も結構あるようで、読み物として面白く発見も得られる。良い読書体験を提供してくれると言って良いだろう。 他方、上記のような本書のコンセプトの表裏として、多少、説教臭い。世界史の下記テーマを現代の我々に接続せんとする試みである以上やむを得ないとは言え、楽しみとしての読書をする身からすれば、いつもの読書とは違うという違和感は避け難い。この種の違和感はこれも避けがたく価値観(イデオロギー)と結びつくため、本書に取り組むにあたっては、「岩波知識人」の教説を受容する心の準備は必要かもしれない。

Posted by ブクログ

2013/03/19

授業で使える。 ①問いを繰り出す方法 ②題材の選び方 ③授業の構成 ④内容と参考文献 が吸収できる。一度で終わるにはもったいない本。

Posted by ブクログ

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