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コーヒーの鬼がゆく 吉祥寺「もか」遺聞 中公文庫
858円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/12/20 |
JAN | 9784122055803 |
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コーヒーの鬼がゆく
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コーヒーの鬼がゆく
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
地元の伝説のコーヒー店「もか」店主標交紀氏のお話。 今も、地元の喫茶店を巡ると、氏にまつわる本を置いている店もあり、そこのオーナーから当時の「噂話」をあれこれ聞く機会もある。 曰く、「飲み越した客を追いかけて、その理由を問いただした」 とか。 本書でも「鬼」に例えられる一途な人...
地元の伝説のコーヒー店「もか」店主標交紀氏のお話。 今も、地元の喫茶店を巡ると、氏にまつわる本を置いている店もあり、そこのオーナーから当時の「噂話」をあれこれ聞く機会もある。 曰く、「飲み越した客を追いかけて、その理由を問いただした」 とか。 本書でも「鬼」に例えられる一途な人物像が余すことなく描写されている。 カウンターの中ではいつでも白衣とネクタイ姿で、「自分なりの行動美学を明確に持っていた」とか、ネルドリップへのこだわり、新婚旅行でさえコーヒー豆の原産地で、海外旅行も観光名所は巡らずその都市の珈琲店を朝から晩まで訪ね歩くと言った執念の行動が多く描かれている。 また、標の師匠筋や、周囲の自家焙煎家の言動にも多くの紙幅が割かれている。そちらも、標に負けず劣らず、誰もが頑固なほどに珈琲道に一家言も二家言も持つ御仁ばかりが登場する。 近所の喫茶店オーナーの「客を追っかけて・・・」の話も、むしろ、そういった別の店の店主の話が標伝説として伝わってる感もある。 著者の筆致も、博覧強記を惜しげもなく披露する勢いで、ある意味「鬼」の様相。そんな文面からも標像も、やや強調されて伝わってきそうな印象を受けたが、実は、本当の標交紀は、もっと違った人物だったのでは?と少し思わんでもない。 既に「もか」は店を閉め、標氏もお亡くなりになっているのが惜しい。残念。
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山伏修行の際に訪れた山形県鶴岡市にある珈琲店コフィアにて購入。 趣味で生豆を焙煎してるけど、本書で紹介されてるような人たちは次元が違うな。昨今流行りのスペシャリティコーヒーやら、フルーティーな浅煎りコーヒーやら、やれフレンチプレスだ、サイフォンだ、とかこの人たちの前では一蹴されて...
山伏修行の際に訪れた山形県鶴岡市にある珈琲店コフィアにて購入。 趣味で生豆を焙煎してるけど、本書で紹介されてるような人たちは次元が違うな。昨今流行りのスペシャリティコーヒーやら、フルーティーな浅煎りコーヒーやら、やれフレンチプレスだ、サイフォンだ、とかこの人たちの前では一蹴されてしまう。 やっぱりネルドリップかなぁ。 とはいえ、コーヒーは美味しく楽しく、自分の好きなように飲めればそれでいいじゃないか、というのも事実。 お客はお店を選ぶことはできるけど、お店は来る客を選べないから、店主の悩みや苦しみもよく分かる。
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鶴岡コフィアで豆を求めた勢いで。 面白かった。 ぜひコーヒーと一緒に。 ネルドリップやりたくなるなぁ。
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