商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/12/09 |
JAN | 9784120043086 |
- 書籍
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草原の風(下)
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草原の風(下)
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商品レビュー
3.5
22件のお客様レビュー
一気に読んだ。劉秀がとっても有徳で、理想的な主人公として描かれていた。上巻の展開のゆっくりさに比較して、戦が始まってからの中、下巻は展開が早く、もう少し長くてもよかったかなと思う。各所で故事の引用があり、それらを知っていたので楽しめた。
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後漢の初代皇帝光武帝の物語。 主に青年期から皇帝になるまでが描かれている。 実に爽やかで徳が高く頭脳明晰。武力もあり知略もあり胆力もありながら、偉そうにせず庶民によりそう姿は非常に好感が持てる。 似たような名前が連発して誰が誰か分からなくなるのと、位置関係が分かりにくい地名が出て...
後漢の初代皇帝光武帝の物語。 主に青年期から皇帝になるまでが描かれている。 実に爽やかで徳が高く頭脳明晰。武力もあり知略もあり胆力もありながら、偉そうにせず庶民によりそう姿は非常に好感が持てる。 似たような名前が連発して誰が誰か分からなくなるのと、位置関係が分かりにくい地名が出てくるので多少混乱し挫折しそうになる。 三国志が好きな人ならおススメです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中身のない理想に固執し国を巻き込んで自滅していった王莽に対し、あくまでも人を尊び理想を体現していった劉秀。 賊をすら心から恭順せしめる度量の大きさとか、配偶者選びの目の確かさとか、あらゆる点で帝王の鑑すぎる。 「疾風にして勁草を知る」という言葉も格好良い。彼自身が勁草だとも読める。 王朝の再興・空前絶後の情け深さ・親しみやすくて人望度MAX・奴婢解放とくると、これアルスラーンですやんと思うくらいにフィクションっぽいけど、全部史実なのか…。あれはもしかして光武帝がモデルだったのかと、ちょっと驚いた。 将軍が揃ってくると、さらっと紹介するだけの人物が多くなってきて、ただでさえ同姓同名や似た名前が多いのでやや混乱してしまった。4巻構成くらいで読みたかった。 故事の引用も多く、過去作の懐かしい顔ぶれがけっこう出てきたので、読み返したくなった。
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