商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/12/06 |
JAN | 9784167779085 |
- 書籍
- 文庫
八丁堀同心殺人事件
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八丁堀同心殺人事件
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
坂巻と栗田の真逆コンビがいい味出している。好いた女を忘れられない坂巻がイケメンで自分よりモテるので嫉妬丸出しな栗田、自分の好きな根岸奉行の女中・雪乃が坂巻の事が好きなんじゃないかと勘ぐって「同心殺しの疑いを持つなら俺じゃなく坂巻にしろ」とか、この辺りの下りが人間っぽくて思わず笑え...
坂巻と栗田の真逆コンビがいい味出している。好いた女を忘れられない坂巻がイケメンで自分よりモテるので嫉妬丸出しな栗田、自分の好きな根岸奉行の女中・雪乃が坂巻の事が好きなんじゃないかと勘ぐって「同心殺しの疑いを持つなら俺じゃなく坂巻にしろ」とか、この辺りの下りが人間っぽくて思わず笑える。が、奉行のボディガードとしてかなり優秀な二人。巻数が増すごとに二人の「相棒」としての信頼関係が増していくのかな、とか、そういう楽しみもあるこのシリーズ、やっぱ面白い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
冒頭の描写から不穏な空気が漂っている。 しかも最後の1行が気味が悪いくらいあっさり書かれていて、だからこそ救いがない。 身も蓋もない言い方をすると、 正しいと思って起こした行動がめいっぱい裏目に出た、といったところか。 事を起こした本人は正義だと思って動いてる故、罪悪感がないのが怖かった。 『耳袋』絡みの謎解きパートに若干救いがあるかな。 取り敢えず栗田の坂巻に対する評価基準が ほぼすべて雪乃さん絡みなのが面白い。 しかも空回ってる辺りがまた(爆)。 余話の『河童の銭』は銕蔵と五郎蔵の若い頃の話。 本編のふたりの関係性を考えながら読むとかなりニヤニヤできる(爆)。 変な話、この余話の方が面白かったかも。
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