商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アノニマスタジオ/KTC中央出版 |
発売年月日 | 2011/12/01 |
JAN | 9784877587062 |
- 書籍
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アメリカ南部の家庭料理
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アメリカ南部の家庭料理
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商品レビュー
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フロリダ在住の著者によるレシピ本。 クレオール、ケイジャンなどと言われる地域の料理は写真からもスパイスの香りがしてくるようで、泥臭さと洗練が混淆されたその味を想像するだけで涎がでてくる。これを読むあいだも大好きなルイジアナ料理の店に駆けつけたくなった。南部料理も日本と同じく出...
フロリダ在住の著者によるレシピ本。 クレオール、ケイジャンなどと言われる地域の料理は写真からもスパイスの香りがしてくるようで、泥臭さと洗練が混淆されたその味を想像するだけで涎がでてくる。これを読むあいだも大好きなルイジアナ料理の店に駆けつけたくなった。南部料理も日本と同じく出汁文化なのだと書かれていて、汁好きの私は深く納得。 基本的に全部の作業工程に写真がついていて、日本で手に入りにくい具材の代替案とか、現地ではどんなシチュエーションで食べられているかとか、プレゼンテーションがいちいち丁寧なところがいい本だなと思った。食文化を作りだしてきた人種的混淆にまでは踏み込んでいかないのが少しもったいない気もするけれど。 セロリとピクルスと万能ネギのポテサラは絶対に作る。サーモンコロッケも弁当によさそう。しょっぱいバルクソーセージは「塩鮭のようなもの」というコメントに笑った。バルクソーセージ、日本のスーパーでも売ってほしいと思って幾星霜なんだけど、自作してみるかぁ。
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アメリカ南部の味の秘訣は、タイムだと思うのだ。 いや、行ったことはないが。 この本を見て作っただけだが。 ミステリを読んでいると、時においしそうな料理が出てくる。 バナナプディング、フライドオクラ、チキンフライドステーキ、マッシュポテトのグレービーソースがけ、・・・・・・ あ...
アメリカ南部の味の秘訣は、タイムだと思うのだ。 いや、行ったことはないが。 この本を見て作っただけだが。 ミステリを読んでいると、時においしそうな料理が出てくる。 バナナプディング、フライドオクラ、チキンフライドステーキ、マッシュポテトのグレービーソースがけ、・・・・・・ ああ、なにかは分からないけれど、おいしそうだな。 きっと、なにか特別なものを使って、特別な調理法で作っているんだろうな。 うちでは、作れないんだろうなあ・・・・・・。 いや、待て待て。 それは間違いだ。 私もそう思っていたので、気持ちはわかるが、違う。 まあ、考えてみたまえ。 家庭料理である。 そのへんを歩いている人が、そのへんで手に入るものを使って、そのへんの台所で作っているのだ。 あなたに、私に作れないはずがない。 カントリーキャプテン(74頁)、ブランケッドフィッシュ(88頁)は特におすすめだ。 ブランケッドフィッシュはミックススパイスを、魚の切り身につけて焼いたものである。 一度スパイスをミックスしてしまえば、あとはびっくりするほど楽で、美味しい。 「からくない? からくない?」 よく怯えたように訊かれるのだが、安心してほしい。 著者は、夫婦で唐辛子が苦手なので、実は「抜き」で作っているらしい。 我が家の場合、唐辛子が好きなので、多めに入れている。 足りなければ、各自自分の皿にタバスコでもなんでもかければいいのである。 「いや、あの、そっちのからさじゃなくて、塩気が濃すぎないかということで・・・・・・」 塩からくないか、しょっぱくないかということか。 うむ、よく見てほしい。 ミックススパイスのレシピに、塩は、入っていない。 つまり、塩は調理直前に、あなた好みで使うということだ。 せっかくミックスしたスパイスが、置いている間に湿気て使えなくなることもない。 「このドライタイムとか、セロリシードとかいうものは、うちにはなくて・・・・・・」 あなたは何を言っているのだ。何を見ているのだ。 近くの店のスパイス棚を見るのだ。 あるいは通信販売だ。 カントリーキャプテンにいたっては、つまり、チキンカレーである。 カレー粉を使うので、スパイスをミックスしておく手間すら省ける。 「このサルタナレーズンというものが、うちにはなくて・・・・・・」 だから近くの店の棚を見るか、通信販売か、あるいは普通の干しぶどうで代用だ。 グリーンベルペッパーはピーマンで代用し、ゴールデンレーズンはうちにあった干しぶどうで代用したが、問題なくおいしくできた。 「おかずではなくて、バナナプディングが食べたいのよ!」 作り方がちゃんと載っている。(123頁) 加熱がいらないので、大がかりなバーベキュー台も、ましてやオーブンもいらない。 「ではなくて、フランシーンの作ったバナナプディングが・・・・・・!」 うーむ、察しが悪くて申し訳ない。 あなたもワニ町シリーズのファンなのか。 私もワニ町シリーズのファンである。 この本を見て、アメリカ南部の家庭料理を食べたくなったのだ。 残念ながら、フランシーンやアニーが作ったものは食べられない。 しかし、彼女らや、彼女の周りの人たちが食べているメニューは食べられる。 作れる。 レシピ著者は、アメリカ人と結婚し、アメリカはフロリダ在住の日本人である。 自身と同じ立場の人や、日本にいてアメリカ南部の料理を作りたい人にむけて、このレシピ本を作った。 よって、日本で代用するならこれ、というのがちゃんと載っている。 実はワニ町シリーズにはまる前から、このレシピ本で作っていた私からのアドバイスは、まずスパイスは小袋/小瓶を買おうということか。 万が一口に合わなかった場合、無駄になるからだ。 人には、どうしても口にあわないというものがある。 ただ、このレシピ本の場合、タイムは欠かさないのがよいなあと思う。 あの草っぽい、渋い香りをかぐと、ああ、南部だという感じがするのだ。 そのへんに生えている草で代用・・・・・・はしないでほしい。
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社内便にて購入。 あまり凝った料理をしないので、どちらかといえば話題性への興味と、写真が綺麗そうだったので購入。 思ったより大判で読み応えがあったので、インテリアにもなりますし、スパイスの使い方や盛り付けのアイディアは勉強になりました。 今は、カフェを経営する古い友人に貸し出し中...
社内便にて購入。 あまり凝った料理をしないので、どちらかといえば話題性への興味と、写真が綺麗そうだったので購入。 思ったより大判で読み応えがあったので、インテリアにもなりますし、スパイスの使い方や盛り付けのアイディアは勉強になりました。 今は、カフェを経営する古い友人に貸し出し中。この本に描かれたレシピがどんな風になるのか、楽しみです。
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