1,800円以上の注文で送料無料
パブリック・アフェアーズ戦略
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍
  • 1209-03-02

パブリック・アフェアーズ戦略

西谷武夫【著】

追加する に追加する

パブリック・アフェアーズ戦略

1,980

獲得ポイント18P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2011/11/26
JAN 9784492533024

パブリック・アフェアーズ戦略

¥1,980

商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/04/28

ルールを変えることで市場を制することができるパブリックアフェアーズ戦略を有効に活用することが大切である、というのがこの本のポイントです。私の勤務している業界においても、ルールを決めることで市場をコントロールできるという事例を実際に見ています。 この本の著者によれば、日本には私の...

ルールを変えることで市場を制することができるパブリックアフェアーズ戦略を有効に活用することが大切である、というのがこの本のポイントです。私の勤務している業界においても、ルールを決めることで市場をコントロールできるという事例を実際に見ています。 この本の著者によれば、日本には私のような考え方の人間が多いので、将来の日本を愁えてこの本を書いているのだと思います。確かに以前スキージャンプや背泳ぎ、F1エンジンで断トツの強さを誇っていた日本人の技術はルール変更により、世界一の座から降りてしまいました。 ルール変更により自分の有利なように持っていくのは果たして良いことなのか自分としては迷いますが、このような本も私にとっては読むべきものであると思いました。 以下は気になったポイントです。 ・本書ではパブリックアフェアーズ戦略を、自社に好都合なルールを獲得すべく、公正、透明な方法で交渉し、合意を形成することと定義する(P20) ・PR活動と異なり、パブリックアフェアーズ戦略は、抽象的なイメージ戦略ではなく、政策・規則制定にまで踏み込み、自社に有利なルールという具体的な成果を求めるのでより深い知識が求められる(p23) ・トヨタは大損害を出すにもかかわらず思い切って世界的なリコールに踏み切ったので、いち早く(通常4,5年かかるところを半で)信頼が回復された(p33) ・スポーツの世界で日本が金メダルをとった瞬間に日本に不利なルールに変えられてしまうのは、日本の発言権や決定権を失ってきているから(p37) ・米国のデフォルト騒ぎがあり、財政再建の先行きが不透明なので、円相場が急激に上昇した(p58) ・1988-2004年の間、ガス絶縁開閉設備をほとんど納入していないのに、日本企業が合意の上でEU市場に参入しなかったことを国際的カルテルへ参加しているとして、制裁金を要求された(p67) ・世界的なエクセレントカンパニーは、1)技術商品開発力、2)販売力、3)経営・財務力、4)ソフトパワーで優れている、ソフトパワーは、戦略的な情報発信や広報活動で築かれる企業のブランド力であり、これはかなりの部分を占める(p69) ・トヨタが米国で不公平なバッシングを受けながらも短期間でイメージ回復できたのは、現地に工場をたてて多くの米国人を雇用していたから、トヨタをかばう米国議員もいた(p92) ・パブリックアフェアーズ戦略でもネットは有効で、企業によってはファンページをつくって最新情報を発信して、ファンページ限定のセールを行っている(p168) ・EUには加盟国が批准・締結した一次法(EU条約、EU運営条約)があり、それに関して制定される数々の二次法(規則、指令、決定、勧告、意見)があり各々は異なる(p177) ・欧州議会は人口に配慮して議決数が決められている、ドイツが最大の99、フランス・英国・イタリアは72、最小はマルタの5(p180) ・米国議会の法律案には、1)大統領署名を要する法律案、2)合同決議案、3)両院の意見表明で大統領署名不要で拘束力無いもの、4)拘束力のない単純決議案の4種類がある(p184) ・拘束力のない決議案でも、報道を通じて通称相手国に政治的圧力をかけるアナウンスメント効果があるので多用される(p184) ・中国の政治機構は、三権分立(全人代:立法、国務院:行政、人民最高法院:司法)のように見えるが、日米欧との違いは、各機構すべてに共産党幹部が指導に入っている点(p197) 2012年4月28日作成

Posted by ブクログ

2012/03/05

日本に馴染みのないPA(パブリックアフェアー)を紹介する本。その新鮮さに星四つ。確かに、もっと民間人がルールメーカーになろうという気持ちがあっていいかも。やってみたい仕事の一つ。

Posted by ブクログ

2012/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 PRの分野の中に、ガバメント・リレーションズというものがある。名前の通り、目標達成のために、PRの中でも、特に、省庁や地方政府、国際機関などに特化した分野である。そのガバメント・リレーションズを、政策にまで落とし込むという具体的なアクションにまで落としこんだものがパブリック・アフェアーズである(と、解釈している。最も、ここらの定義は曖昧なようだ)。  さて、この本は、そんなパブリック・アフェアーズを丁寧に説明したかなり珍しいものではないかと思う。まず、パブリック・アフェアーズとは何か、またその重要性、必然性をまず述べている。そして、実際での戦略の立て方を次いで説明する。さらには、損戦略の展開方法を述べる。最後には、各国(EU、アメリカ、中国、日本)でのパブリック・アフェアーズの実情が説明されている。  きっちりとケース・スタディを盛り込んでいる事が、この本の丁寧さに磨きをかけているように思う。例えば、アフラックの第三分野保険導入のケースをあげている。他にも、交渉先の議員や官僚の網羅された(公的でオープンな)リストのソースもしっかりとあげてくれている。更には、各国の政治制度への言及もある。  ここ数年、PRの教科書は少しずつ出始めている。しかし、PRの中の特定分野の、例えばエンプロイー・リレーションズ、コミュニティ・リレーションズの、専門書というのはまだまだ少ないように思う。だからこそ、この本はこれだけ丁寧に書かれているのだろう。  PR分野、特に政府関係のPR業務に関わりたいと思う人間には、非常にありがたい本である。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す