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リナリアのナミダ マワレ 幻冬舎ルチル文庫
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リナリアのナミダ マワレ 幻冬舎ルチル文庫

崎谷はるひ【著】

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リナリアのナミダ マワレ 幻冬舎ルチル文庫

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎コミックス/幻冬舎
発売年月日 2011/11/17
JAN 9784344823723

リナリアのナミダ

¥712

商品レビュー

3.9

12件のお客様レビュー

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2023/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 信号機シリーズの作品。  今回はちょっと大人な二人の関係の話でした。  佐光正廣は不運が重なり、三年連続で美大受験に失敗した後、アート系の専門学校に入学した。  仮面浪人をしつつ、再度美術系の大学への進学を考えているが、さすがに四日目ともなると周囲の理解も得られず、腐った日々を送っていた。そんな佐光に売店店員・高間が声をかける。些細なきっかけから2人の交流が始まって――という話でしたが、こういう説明だととてもほのぼのした話に見えますが、実は全然そんなことありませんでした。  佐光の受験の失敗は殺人未遂レベルのやばやばの事件だし、高間の引きずっている過去の男はとんでもない男でド重だし、なんかすごい二人だなあって思うんですけど、そういう過去も含めて「全部好き」って言っちゃえる関係性がすごくいいなあって思いました。  佐光はそういう過去を引きずらない高間に「変態」とか「変わってる」って言われていますが、それを「芸術家としては誉め言葉」って返せてしまう軽やかさがとても好きです。なので物語の中ではいろいろなことがとてもドロドロと起こっているけれど、一切陰鬱な気分になりませんでした。  これもまたキャラクターの魅力、ひいては作者さんのすばらしさかなと思います。

Posted by ブクログ

2013/07/20

いやー…ひたすら、主人公・佐光の成長が面白かった作品でした。 前巻でちょこっと出ていた時は、 一体どんな話になる子なのかと思っていましたけども! 珍しく、主人公が年下・攻めということで、シリーズの中でも かなり頑張ったのでは!と思ってしまいました。 1巻目が、もし冲水視点だった...

いやー…ひたすら、主人公・佐光の成長が面白かった作品でした。 前巻でちょこっと出ていた時は、 一体どんな話になる子なのかと思っていましたけども! 珍しく、主人公が年下・攻めということで、シリーズの中でも かなり頑張ったのでは!と思ってしまいました。 1巻目が、もし冲水視点だったとしても、ここまでではなかったはず。なんせ、相手がとっても大変ですからね…。 これまた、なかなか重い過去を背負っているので、 成長する佐光に対してついていけないというか、 同じテンションではいけない高間がまた切なく…。 とりあえず、佐光がカッコいい!

Posted by ブクログ

2013/01/29

崎谷先生の本は古いのも新しいのも読んでいて、中でも信号機シリーズはお気に入りです♪今回は内容がヘビーだと前ふれがありましたが、それ以上に、見たよりもずっと大人なふたりの激しい熱情に焦がされました。続編もあるようなので期待大です!

Posted by ブクログ

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