商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 竹書房 |
発売年月日 | 2011/11/15 |
JAN | 9784812447512 |
- 書籍
- 文庫
深川てんぐ三姉妹
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深川てんぐ三姉妹
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商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
物語の結末に軸を置きながら官能もしっかりなシリーズ完結
三姉妹なら三部作だよな~との漠然とした予想を覆すシリーズ4作目。そして完結編である。誰に焦点をあてるかと思ったら「なるほど~」という謎解き展開になっていた。思えばこれまで張るだけ張った伏線が幾つもあったが、これを放置することなく回収しており、思わぬ黒幕の登場もあってなかなかの読み...
三姉妹なら三部作だよな~との漠然とした予想を覆すシリーズ4作目。そして完結編である。誰に焦点をあてるかと思ったら「なるほど~」という謎解き展開になっていた。思えばこれまで張るだけ張った伏線が幾つもあったが、これを放置することなく回収しており、思わぬ黒幕の登場もあってなかなかの読み応えだったと思う。主に主人公のキャラにより、時にコミカルなテイストも加えつつ、この放っておけない主人公を甲斐甲斐しくもてなすヒロイン達と、それを肉欲の愉悦で恩返しする主人公という関係が印象深く、全体を通じて読み心地の良いシリーズだった。 シリーズ恒例の無慈悲な色責めが無い今回の官能面では、さすがに僅かばかりの物足りなさも無いではないが、最終巻だけにオールスターキャスト!とまではいかずとも、2作目で活躍した「狐」側のサブヒロインが序盤に登場して華を添えている。ホントにどいつもこいつも主人公にメロメロにイレ込んじゃって……という苦笑交じりの激甘情交を数多く描写することで、官能面でもシリーズの完結を祝っているかのようである。
DSK