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髑髏城の花嫁 Victorian Horror Adventures2
1,870円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/10/29 |
JAN | 9784488024840 |
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髑髏城の花嫁
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髑髏城の花嫁
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商品レビュー
3.6
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
おもしろかった。田中芳樹氏も円熟だなと思う。メープルも元気でいい。角砂糖ができるまえは、円錐形の固まりを砕いて秤売りしていたとか、ビックベンができていなかったこととか、紋章院(貴族の相続などをあつかう部署)などの話も興味深い。牛乳が直接のめなかったのは『ヴィクトリア朝百貨事典』でよんだ。この本の参考文献にはあがっていないようだ。「あとがき」の「ディケンズ・ワールド」来訪記もおもしろい。いま思えば、田中芳樹氏の文体にみられる「スパイス」はディケンズと似ているなと思った。
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ヴィクトリア朝怪奇冒険譚第2弾。 今回のホラーのお相手は、定番のドラキュラ+人狼。ま、ヨーロッパのホラーで外せないでしょうな、というわけなのかどうかは作者のみ知るわけですが。 物語の舞台である19世紀は、明治維新のせいもあってか古い時代からの脱却の印象が強いです。そのスピードの...
ヴィクトリア朝怪奇冒険譚第2弾。 今回のホラーのお相手は、定番のドラキュラ+人狼。ま、ヨーロッパのホラーで外せないでしょうな、というわけなのかどうかは作者のみ知るわけですが。 物語の舞台である19世紀は、明治維新のせいもあってか古い時代からの脱却の印象が強いです。そのスピードの分、闇の深さも相当なのですが。たびたび物語に現れるナイチンゲールはその象徴なのかなぁ、と思います。 そんな時代背景もあって、今回の伯爵の事件は、新しい時代に受け入れられず、自爆してしまった古きもののもの悲しさが残ります。 そういえばあとがきでメープル嬢は当初の予定では登場しないはずが、周囲からのブーイングで登場する時代となりました、と言ってます。 そりゃそうでしょうよ、彼女がただの聞き手になるなんていけないでしょうよ。 騎士と姫の立ち位置のコンビって、作者自身好きなはずですしね。ただ田中芳樹の場合、助けられることを待ってるだけの姫ではなく、一癖も二癖もいやそれ以上のクセ持つ姫様だったりしますけど。 「ドラよけ」みたいなね。
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田中芳樹らしい、女性の強さと、でた怪物! 普通のミステリーを想定して読んでいたけど、そんなわけありませんでしたね笑
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