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徹底検証 日清・日露戦争 文春新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/10/20 |
JAN | 9784166608287 |
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徹底検証 日清・日露戦争
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徹底検証 日清・日露戦争
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商品レビュー
3.1
8件のお客様レビュー
おそらく明治期以降の歴史に最も精通しているだろうと思われる著名な「歴史家」5人による「座談会」ということで、大きな期待をもって本書を読んだが、ちょっとがっかり。 本書には「日清戦争・日露戦争」の戦術的な論議は多いが、背景の政略的考察や歴史的位置についてはほとんどなく、昭和の大...
おそらく明治期以降の歴史に最も精通しているだろうと思われる著名な「歴史家」5人による「座談会」ということで、大きな期待をもって本書を読んだが、ちょっとがっかり。 本書には「日清戦争・日露戦争」の戦術的な論議は多いが、背景の政略的考察や歴史的位置についてはほとんどなく、昭和の大戦争へつながった「大陸政策」への言及もほとんどない。 「日清・日露」という勝った戦争の自慢話のような論議には、その後の「大日本帝国の大破綻」につながる大陸政策や、近隣諸国との関係への辛辣な考察はかけらも見られない。 本書の座談会の論議は司馬遼太郎の「坂の上の雲」の「正しい日本と邪悪なロシア」の勧善懲悪のような単純な史観から一歩も出ていないように思えた。 日露戦争時のロシアの内情については、相当詳しい考察がすでに明らかになってきているのだが、日露戦争を「ロシアの膨張主義に対する日本の防衛戦争」と捉えるには相当無理があるのではないかと思う。 「勝った戦争より、負けた戦争から人々は多くの教訓を得ることができる」とはまさに真理だと思えた。 現代の著名な歴史家5人でさえも、勝った戦争への評価には、辛辣さは全くない。 この「日清・日露戦争」の勝利が「韓国併合」や「満州国建国」につながり、「昭和の大破綻」を迎えた日本の歴史を考えると、徹底検証すべきことは、「日清・日露戦争」の戦術的巧緻ではなく、政略の歴史的評価ではないかと思うと、本書は残念な本であるとしか言い様がないと思う。
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近現代史の権威が集まり対談した内容が書籍化した。 日露戦争は、読めば読むほど、日本の勝利が幸運だったことがわかる。特に陸戦においては、敵将クロパトキンの無能力に助けられた感じがする。 日本海海戦においては、連携機雷戦法も用意されていた。海が荒れていたため実施できなかった。
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歴史オンチが勉強したくて買って、そのまま積んどいた本。読みやすくて良いです。坂の上の雲読んだのはもう随分昔で詳細忘れていますが、その事実検証もしています。でも、この人達、日本と戦争の話が大好きですねえ。半藤さんは「漱石先生、、、」以来ファンです
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