商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | メディアファクトリー |
発売年月日 | 2011/10/20 |
JAN | 9784840142755 |
- 書籍
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一夜だけの詩遊び
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一夜だけの詩遊び
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商品レビュー
4.6
6件のお客様レビュー
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谷川俊太郎さんと、詩を書き始めて一年の内藤里永子さんが初めて顔を合わせて、打ち合わせなしで、一夜の詩遊び(朗読披露)をしたときの記録だそうです。 私は谷川さんの大ファンなのでやはり谷川さんファンであられる内藤さんが谷川さんに向けて詠まれた詩がすごく新鮮にかんじられました。 内藤さんの詩では 「谷川俊太郎さんに」 「白い部屋見つけたの」 「気分はこんな風」 がいいと思いました。 谷川さんの詩では 「夢の中の設計図」 がいいと思いました。 内藤さんが巻末にかかれた「ひと夜の詩遊び・ノート」も会場の雰囲気が伝わってきて、楽しかったです。 和歌は人麻呂、俳句は芭蕉、詩は(わたしたちの世紀に)谷川俊太郎。 だそうです。
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ひと夜 詩遊びをします。 詩人谷川俊太郎さんと、詩を書きはじめて一年ほどのわたしと。 時は、桃の節句、雛の祭り。古風な内裏雛と桃の枝が飾ってあります。 所は、小さいところ。 ひと夜、詩遊びをします。 詩人谷川俊太郎さんと。桃の花が薫っています。 詩遊びとは、声のことばを たく...
ひと夜 詩遊びをします。 詩人谷川俊太郎さんと、詩を書きはじめて一年ほどのわたしと。 時は、桃の節句、雛の祭り。古風な内裏雛と桃の枝が飾ってあります。 所は、小さいところ。 ひと夜、詩遊びをします。 詩人谷川俊太郎さんと。桃の花が薫っています。 詩遊びとは、声のことばを たくさんの聴く耳に触れる、その触れ方の工夫なのでした。つどった聴く耳に声が喜びを伝えます。 朗読詩と詩のあいまに、詩人の即興の、即妙のおしゃべりが 笑いさざめきの風の渦を生み出すのも、見えた、 ひと夜でした。
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テーマを決めて二人で詩を読みあう。 一夜限りの楽しげな遊びである。 谷川俊太郎さんは詩人である。 言葉が何も見ていない所がすごい。 彼の言葉は、きっと記憶すら届かぬ深部から掬いとったもの。 内藤里永子さんは詩を詠む人である。 その言葉はしっかり「生」を直視している。 ぴった...
テーマを決めて二人で詩を読みあう。 一夜限りの楽しげな遊びである。 谷川俊太郎さんは詩人である。 言葉が何も見ていない所がすごい。 彼の言葉は、きっと記憶すら届かぬ深部から掬いとったもの。 内藤里永子さんは詩を詠む人である。 その言葉はしっかり「生」を直視している。 ぴったりとくっついた詩をはぎ取る様に詠まれた詩。 お互いが お互いの透き通った体の向こうにある<遥か>を見据えている。 100年後、きっとこの場に彼らはいない彼らを見捨てて、終わりから放たれた詩は自由奔放に飛び回る。 しかし実は… >潜んでいる言葉を紙の上に引っ張り出したい! >ぼんやりとした影でしかない言葉を現像したい! >光速で飛び回る言葉にタックルしたい! 詩人でさえも、容易に捕まらないのが言葉なんだなぁ~
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