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日本の田舎は宝の山 農村起業のすすめ
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日本の田舎は宝の山 農村起業のすすめ

曽根原久司【著】

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日本の田舎は宝の山 農村起業のすすめ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2011/10/17
JAN 9784532317379

日本の田舎は宝の山

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商品レビュー

4.4

14件のお客様レビュー

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2018/02/18

ビジネススクール講師の著書。日本の田舎には素晴らしい資源が多く眠っているが、それを生かす人材がおらず、ほったらかしにされたままである。その資源を有効活用することで大きなビジネスを生み出す潜在力がある。本書はその導入として、各地の起業家の取り組みを紹介しながら、著者の農村ビジネス論...

ビジネススクール講師の著書。日本の田舎には素晴らしい資源が多く眠っているが、それを生かす人材がおらず、ほったらかしにされたままである。その資源を有効活用することで大きなビジネスを生み出す潜在力がある。本書はその導入として、各地の起業家の取り組みを紹介しながら、著者の農村ビジネス論をやさしく展開している。

Posted by ブクログ

2017/05/25

著者は、山梨県北杜市にIターンし、農村でNPOを起業して活躍している。 まず、農業、林業を自らやり、その活動を拡大させて行くプロセスが分かりやすく説明されている。 1次産業が主力産業となる地域で、どのように仕事を作るのかを考えるヒントになるだろう。 また、著者は、自らの手法を一般...

著者は、山梨県北杜市にIターンし、農村でNPOを起業して活躍している。 まず、農業、林業を自らやり、その活動を拡大させて行くプロセスが分かりやすく説明されている。 1次産業が主力産業となる地域で、どのように仕事を作るのかを考えるヒントになるだろう。 また、著者は、自らの手法を一般化して、他地域でも課題解決型の事業開発を担うことができる人材の育成にも取り組んでおり、その成果(実際に起業された方)の話も複数掲載されており、刺激を受ける内容である。 昨今の地方創生が叫ばれる中、その何年も前に、田園回帰の動きを受け止める取組がされていることは注目されるべきであり、地方創生を考える一人でも多くの人に読んでもらいたい本である。

Posted by ブクログ

2017/05/06

・農村資源を活用すれば、10兆円産業と100万人の雇用創出が可能。  5つの産業領域:  1)6次産業化による農業(3兆円)  2)農村での観光交流(2兆円)  3)森林資源の林業、建築、不動産等への活用(2兆円)  4)農村にある自然エネルギー活用(2兆円)  5)...

・農村資源を活用すれば、10兆円産業と100万人の雇用創出が可能。  5つの産業領域:  1)6次産業化による農業(3兆円)  2)農村での観光交流(2兆円)  3)森林資源の林業、建築、不動産等への活用(2兆円)  4)農村にある自然エネルギー活用(2兆円)  5)ソフト産業:情報、教育、IT等(1兆円) ・別荘族に「まきを割る体験」をセットで販売 ・林業の現場で残材として捨てられている木材が、  加工場の製造ラインで十分活用できた。 ・山梨県産材活用四者協定 ・農村資源と都会の人と資金を結び付けると、ものすごいことができる。 ・企業の人材開発、福利厚生の観点からも、開墾や農作業は大きな  可能性をもっている。 ・林業家(川上)、製材所(川中)、工務店やホームセンター(川下)等が  サプライチェーン(供給の連鎖)を形成し、新たな国産材市場を作る  ことにより、初めて林業が成り立つ。 ・将来的には、輸出産業として期待できるほどの潜在力もある。 ・ソーシャルビジネスの中でOJTとして、若い人を育て、起業につなげる。 ・ソーシャルビジネスは、T2M(Technology to Mind)つまり、自らの持つ  技術、技能を活用して、社会貢献という想いを達成するビジネス。 ・世界の木材資源は長期的には枯渇傾向にあり、木材需要が増加  する中で、世界の木材価格はじわじわと上昇している。 ・都市住民がほしいと思う農村情報が、  的確に都市住民に伝わっていない ・田舎暮らしの壁  -家族、経済、仕事、医療福祉、人間関係、    ライフスタイル、ワークスタイル ・これらの壁が、都市農村交流コーディネーターが解決すべき課題 ・都市と農村をつないで事業計画をたて、事業を成立させることが  できる人材の育成が、極めて大切。 ・4つの農村資源(Seeds シーズ)  1)場所:農地、山林、里山、川、草原、集落、名所等  2)モノ:農林産物、特産品、加工品、廃校や交流施設、古民家等  3)ヒト:農林業者、宿泊、観光、交通業者、名人、職人、行政等  4)無形資産:農村景観、農村文化、生活技術、伝統行事、料理等 ・都市住民のニーズ(Needs)  2C:個人  1)食と農に対するニーズ  2)自然体験へのニーズ  3)田舎暮らしへのニーズ  4)健康や癒しへのニーズ  5)文化、アート、コミュニティー、伝統文化のニーズ  2B:企業  1)CSR  2)原料調達  3)社員の福利厚生  4)地球温暖化対策(Co2削減目標の達成)  5)新規事業としての農業参入 ・農村資源 × 都市ニーズ → 事業化  4 × (5+5) = 40種類の事業 ・5Pのビジネスモデル    Products 提供する商品、サービス  Price 価格、ロット  Place 販路・流通、個人向け or 法人向け  Promotion 販促、PR  Person① 顧客としての対象者  Person② 事業を行う主体しての人、法人、連携組織 ・4すくみ現象  NPO→大学→行政→企業→NPO

Posted by ブクログ

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