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平家物語の読み方 ちくま学芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2011/10/08 |
| JAN | 9784480094049 |
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平家物語の読み方
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平家物語の読み方
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
清盛の鎮まらざる亡魂を呼びおこし、その悪行ゆえの必滅の理法をとききかせて、速やかなる成仏得脱をはかる。平家物語の序章「祇園精舎」の趣旨である。天下のまつりごとは、天皇と接簶の臣の「御はからひ」で行われるもの。清盛の悪行とは、皇室と摂関家を頂点とした王朝の政治秩序を破壊したこと。
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平家物語を固定された「テクスト」ではなく、語りの中で「構成」されていった物語だという観点は、言われてみれば合点が行く。
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一気読みしてしまった!面白いー! 巫具としての琵琶、シャーマンとしての語り手琵琶法師。 興福寺炎上のちの、清盛あっち死に。 俊寛干死からの、辻風。 平家滅亡後の、大地震。 もちろん、そこは虚構的虚飾も為されているわけだけど、境目の向こうの世界に震撼したであろう人々の思いが分かる。...
一気読みしてしまった!面白いー! 巫具としての琵琶、シャーマンとしての語り手琵琶法師。 興福寺炎上のちの、清盛あっち死に。 俊寛干死からの、辻風。 平家滅亡後の、大地震。 もちろん、そこは虚構的虚飾も為されているわけだけど、境目の向こうの世界に震撼したであろう人々の思いが分かる。 おごれる人も久しからず…… 語り手が向き合うのは生者だけではない。 死者への鎮魂。どうして、あなたたちが死ぬことになったか、盛者必衰を説く意味がそこに在る。 時折、死者が生者に向けて語りを繋ぐ。この二方向性、もっと考えてみたい。 今様リズムで暗唱のしやすい冒頭。 この祇園精舎から始まる意味合いを考えると、畏れを覚えた。 2017.12.25再読 必要あって再読。引用中心に。 「さきに述べたように、治承・寿永の乱後の京都社会にあって、平家怨霊の慰鎮を国家的レベルで要請された寺院は、『帝都の鬼門』に位置して『鎮護国家の道場』を自任していた比叡山延暦寺だろう。」 「ここで『諸人の耳にとどくやうに』を第一にあげるのは、聞き手の存在を前提として語りの基本姿勢がうかがえる。その範囲内で、語られる物語世界との一体化・合一化(『その身になって』)が説かれるのだが、このような語りの姿勢が、その前提として『平家を知る』ことをもとめたのは当然といえる」 「『平家』の語り手は、念仏聖的な側面と憑巫的な側面をあわせもつわけだ。物語を構成する三人称と一人称的な語りは、語り手がひきうける儀礼の構造とパラレルな関係にあるだろう。災厄を鎮める語り手が、同時に鎮められる災厄の因を演じている。そのようなモノ語りの機制が、平家滅亡にまつわるさまざまな前『平家』の語りを統一・結集させてゆく。」 「日常の生活空間では罪=穢れの指標となる身体の欠損や異形性が、祭儀の空間では世俗的秩序を超えた聖なるもの(ヌミノース)を顕現させる。それは原初の創造的混沌の可視的な徴表である。」
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