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ヤマの記憶 山本作兵衛聞き書き
4,180円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 西日本新聞社 |
| 発売年月日 | 2011/10/07 |
| JAN | 9784816708398 |
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ヤマの記憶
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ヤマの記憶
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
石炭を掘る炭鉱の仕事を記録した本。 その忠実性が高く評価されている。 考えられないほどの過酷な労働。これが日本の近代化を支えたことが実感できるだろうか?
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この本の基になっているものは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録されたことを記念し、1981年に西日本新聞に掲載された作兵衛氏の聞き書き「ヤマの絵」が中心になっているのだそうです。 先日読んだ山本作兵衛さんの手記がすばらしく、できれば画集を見てみたかったので、...
この本の基になっているものは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録されたことを記念し、1981年に西日本新聞に掲載された作兵衛氏の聞き書き「ヤマの絵」が中心になっているのだそうです。 先日読んだ山本作兵衛さんの手記がすばらしく、できれば画集を見てみたかったので、手に入れて読んで見ました。この本の基になったのは1981年当時、西日本新聞に連載された「ヤマの絵」という聞き書きなんだそうです。よく筑豊、田川の人たちのことを「川筋気質」という荒っぽいものだという話は小耳に挟んだことがありますけれど、ここに収録されている炭鉱労働者の生活を描いた絵の一枚一枚や、山本作兵衛さんの貴重な証言によって明らかになっていて、彼の見聞きしたことがユネスコの世界記憶遺産となったこともうなづける気がいたしました。 「七つ八つからカンテラ提げて 坑内下るも親の罰 ゴットン」という「ゴットン節」の数々の歌詞や、水墨で、あるいはカラーで描かれる明治・大正・昭和にわたって、暗い中で営まれた過酷な労働。そこでは男は刺青が彫られた体にふんどし一枚の姿でツルハシひとつで石炭を掘りぬき、女も上半身裸でトロッコを炭坑の外まで石炭を引っ張って何度も往復をしていたりと、そういう姿が詳細なまでに描写されており、彼らの生活。貧困。酒。バクチ。崩落やガス爆発などのさまざまな事故。さらには日本刀やダイナマイトまで飛び出すケンカなど。そこに生きていた人たちの実に生々しい記録が描写されていて、ページをめくるごとに引き込まれてしまいました。 その中でも僕が一番驚いたことは「炭券」といって、その「ヤマ」でしか使うことのできない紙幣で、それはちょうど「カイジ」で言うところの「ペリカ」とまったく同じもので、もしかするとカイジの作者である福本伸行氏はこういうことをどこかで聞いていたのではないか?とさえ思ってしまい、こういうことは時代を問わずして起こっているのだな、ということも少し考え込んでしまいました。本々ここに収録されている絵は 「孫のために自分の生きた証を残したい」 という動機から描かれたものなのだそうです。それがこうして江湖に広まり、私たちが目にすることができるようになるのは大変ありがたいことであると思っております。
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