商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/09/30 |
JAN | 9784044601171 |
- 書籍
- 文庫
妖魔夜行 闇への第一歩
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妖魔夜行 闇への第一歩
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
超久々の妖魔夜行シリーズ、しかも好きな書き手の山本弘氏ときては読まないわけが無い……のですが、10年以上ぶりに触れたシリーズ最新作はすっかりラノベになっていて、いや、ワシはラノベも好きですけど、これは少し肌に合いませんでした。 妖魔夜行シリーズといえば、書き手は様々なれどハード...
超久々の妖魔夜行シリーズ、しかも好きな書き手の山本弘氏ときては読まないわけが無い……のですが、10年以上ぶりに触れたシリーズ最新作はすっかりラノベになっていて、いや、ワシはラノベも好きですけど、これは少し肌に合いませんでした。 妖魔夜行シリーズといえば、書き手は様々なれどハードな暗さが持ち味かな、というのが印象でしたが、本作はその暗さについては影を潜めています。 それでもしっかり、全体的な雰囲気としてシリーズを継承しているのは分かりますし面白くもあるのですが、冒頭に書いたようなラノベの空気、それも(ワシは余り読めてませんが)最近のラノベの空気感のようなものが漂っていて、それがワシには「あざとさ」に感じられてしまったんですよね。 まぁ、この作家の作品が好きだからフォローするワケでは無いですが、設定にしろ物語にしろ面白いものではありますので、ある意味で山本弘氏の書く表現なり文体の幅広さを認識できる作品ではあります。後は、水が合うか否かのポイント。
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2011/10/24:以前の妖魔夜行シリーズは未読。あとがき読むと旧作とは別設定で今風に描いたお話のようです。 最後の敵キャラ一人戦っている途中で存在消えてるような気がするのは気のせいかしら?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現代の都市伝説を取り込んだ妖怪の、生存環境を守る戦い なんとなく、巨匠がはっちゃけた挙句の臭いがする。 新谷かおるのぶっとびCPUとかの。 最近の読者も、昔からの読者も、どちらも楽しめるようにと考えているのだとは思うのだけど、すこし上滑りしているような気もしなくはない。 しかしそれも、読み手も古いからそう見えるだけで、現実の、イジメ経験有り腐女子16歳だと共感するのだろうか。 面白くないわけではなかったが、引っかかるところは多かった気がする。 そして、 どう見てもクライマックスは土下座して「あたしとセックスして下さい!」だよなあ。
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