商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/09/23 |
JAN | 9784120042799 |
- 書籍
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夢行脚
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夢行脚
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商品レビュー
4
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よかった。 浮穴みみさん、名前がなんかかわいらしい。 確か前兄妹の時代謎ときものを読んだことがある、と思って手にとる。 今回も表紙の絵の色合いがとても綺麗。 なみさんは本当にしあわせだったんだろうなあ。 好きなことと好きな人と、両方みつけられるなんて なんて素敵なことでしょう。 なにもかも捨ててでも一緒にいたい人。 そんな人に出会えて、同じ世界に遊ぶことができる、そんな しあわせな一生を送れる人がどれほどいるだろうか。 芸術的なものの結びつきで一緒になった男女は、結構破たんする ことが多いようなイメージがあるんだけど、この2人は最後まで 共に歩くことができた。 それは俳句、という世界が、なんとゆーか作品をつくりだす、とゆーより 世界で心を遊ばせ、きらりと光るものを見つける、とゆう、 どっちかとゆーとあるがままを受け入れる的な姿勢だからなんじゃないかな。 目に見えるもの、耳に聞こえるもの、それぞれが感じたことを 嬉々として楽しそうに詠む人たちがとても幸せそうで、まあそれだけじゃ ないのかもしれないけれど、私もその仲間に入れて欲しいなあ と思えたり。 575、ただそれだけの言葉の向こうに広がる世界を どれほど感じることができるのか、それによって俳句を好きになれるか どうか、が決まってくるんだろう。 日々は変わらず過ぎて行って、ともすればあらゆることに慣れきってしまいそうになる。でも、ふと心をむければ、赤く染まる木々や、花をついばむ鳥や澄んだ夜空、ああ綺麗だな、とそう思えるものはいっぱいあって、 俳句、という形じゃなくても、そーゆー想いをなにかの形にすることが できたら、それはとても素敵なことのような気がする。
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なみ(諸九)が出家したのは、有井湖白が亡くなったからだったのか。 ざっとわかった。でも、もっと具体的な足跡や句を知りたい。
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