商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/09/22 |
JAN | 9784488207045 |
- 書籍
- 文庫
三つの秘文字(下)
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三つの秘文字(下)
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
感想は(上)に。 作者のシャロン・J・ボルトンはイングランド北西部のランカシャー生まれ。大学では演劇を専攻。マーケティングや宣伝の仕事をしたあと大学に戻りMBA(経営管理学修士号)を取得。その後ロンドンに転居し、金融関係団体で宣伝広報活動に従事。現在はイングランド南東部の村で...
感想は(上)に。 作者のシャロン・J・ボルトンはイングランド北西部のランカシャー生まれ。大学では演劇を専攻。マーケティングや宣伝の仕事をしたあと大学に戻りMBA(経営管理学修士号)を取得。その後ロンドンに転居し、金融関係団体で宣伝広報活動に従事。現在はイングランド南東部の村で夫と息子と暮らす。2008年本書「三つの秘文字」(Sacrifice)でデビュー。現在までに5つの作品がある。MWAメアリヒギンズクラーク賞に何度かノミネートされるが受賞はしていない。 2008発表 2011.9.23初版 図書館
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この女流作家さん、スタート時は華々しかった割には・・と言う流れがあった感じ。 「身代わりの女」とこの作品が同じ匂いがする。寡作の作家さんなのかな。 人物像系が酷似という印象を受けた。 トーらという女性はまっらく共感持てず、頭はいいかもしれない(女医さんだもの)がなんでも首を突っ...
この女流作家さん、スタート時は華々しかった割には・・と言う流れがあった感じ。 「身代わりの女」とこの作品が同じ匂いがする。寡作の作家さんなのかな。 人物像系が酷似という印象を受けた。 トーらという女性はまっらく共感持てず、頭はいいかもしれない(女医さんだもの)がなんでも首を突っ込む割には無茶が多く、オイオイという印象。 表題の「ルーン文字」義父の書斎に入り込んで些か反則破りのサスペンス展開だったが次なる展開はしりすぼみ。結局、からだにきざみこまれたいみはおどろおどろしさを持ち出す「場面展開の太鼓」っていう感じはちょっとねぇ。 死んだと思っていた「めちゃ優秀な女性巡査部長」の才能も生かし切れていなく、ちょっと情けないのでは? 真相が明らかになった割には【実はもっと膨大な悪の権化がいて・・】という大団円も腰砕けっていう・・読み物レベルでした。 渾身の「生きている堕胎嬰児」って・・笑うしかない寒々しさは頂けない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ここの所、警察小説と、裁判物ばかり読んでいたので、新鮮でした。 下巻冒頭でデーナが自殺にみせかけて殺害された時は 「え!?」って思いましたが、 シェトランドの伝説?のこと考えたら、あぁ、なるほど、そう言うことか、と合点がいきました。 おなじ理由で、犯行を自供したスティーブン・ゲイアが自殺したことになってたけど、あぁ、こりゃ生きてるな と。 なるほどなるほど。 その地域の伝統というか、特殊な文化がなせる犯罪。 まぁ、その組織(?)の人々からしたら、犯罪ではないらしいんですけれど、被害に遭った方からしたら、完全に犯罪です、殺人です、誘拐です。 いやー、恐ろしい事が受け継がれていたもんだ・・・ 結局、ギフォードはやっぱりリチャードの息子で、ダンカンは、恐ろしい伝統に沿って養子にされたんですね。 で、その恐ろしい伝統は、16歳になった時に親から子に伝えられる・・・ いやだわー そんなこと聞きたくないわー ダンカンは正常な反応をしたと思う。 「あの子を愛してしまったのよ」というのは、トーラを愛してしまったということで、良かった。 そのために、ダンカンは、恐ろしい伝統を引き継ぐのかどうするのかで悩んでたわけですか? そのために、子ども作るのに消極的でしたか。 最終的には、二人には子どもが授かるんですけれど。 逆にそのせいで、危うくトーラは捕まって、産んだあと、殺害する計画を立てられるわけだが。 閉鎖的環境の中で、密かに行われていた伝統・・・ 伝統といえば聞こえはいいけれど、ねぇ・・・ いやー まぁ、トーラとダンカンはこの後幸せになれそうではあるので、めでたしめでたし。 デーナとヘレンも幸せになってね。
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