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ミレニアム1(上) ドラゴン・タトゥーの女 ハヤカワ・ミステリ文庫
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ミレニアム1(上) ドラゴン・タトゥーの女 ハヤカワ・ミステリ文庫

スティーグラーソン【著】, ヘレンハルメ美穂, 岩澤雅利【訳】

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ミレニアム1(上) ドラゴン・タトゥーの女 ハヤカワ・ミステリ文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/09/09
JAN 9784151792519

ミレニアム1(上)

¥880

商品レビュー

4

324件のお客様レビュー

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2026/04/20

「ミレニアム」は、スウェーデンで2005年に刊行が始まったベストセラーシリーズである。全6部で完結の形を取っている。 物語自体の吸引力もさることながら、成立の背景がなかなか劇的である。 著者のスティーグ・ラーソンはもともとはジャーナリストで、本作が小説家としてのデビュー作である。...

「ミレニアム」は、スウェーデンで2005年に刊行が始まったベストセラーシリーズである。全6部で完結の形を取っている。 物語自体の吸引力もさることながら、成立の背景がなかなか劇的である。 著者のスティーグ・ラーソンはもともとはジャーナリストで、本作が小説家としてのデビュー作である。しかし実は彼は、第1部の成功を見ることもなく、心筋梗塞で急逝する。その時点で3部までは執筆が終了していた。著者本人は全10部の構想を練っていたというのだが、壮大な計画は幻となった。パソコンには4部の途中までの原稿も残されていたというのだが、彼とパートナーとは事実婚であり、パートナーに法的な権利がなく、公表の目途が立たなかった。3部作の続きを執筆することになったのが、出版社に依頼されたノンフィクション作家のダヴィド・ラーゲルクランツで、作品は6部で完結となった。 本作、本国スウェーデンで大変な人気となり、訳者あとがきによると「読んでいないというと驚かれる」「読まないと職場での話題についていけない」などという声も聞かれるほどだったという。映画化もされ、ハリウッドでもリメイク版が制作された。30ヶ国以上で翻訳され、2011年6月までに全世界で3部作合計6000万部という驚異的な売り上げが達成されたという。 導入の第1部、上巻。 話の軸は2つある。 1つは本作タイトルにもなっている「ミレニアム」という雑誌に関する話。発行責任者で共同経営者でもあるミカエル・ブルムクヴィストが、大物実業家に関して書いた記事が名誉棄損と訴えられ、彼は実刑を受けることになる。経営を引くことにするが、そんな彼に、ある富豪が声をかける。それは奇妙な依頼だった。自身の一族の歴史を書いてほしい、そして過去にあった一族の少女の失踪事件について調べてほしい。そうすれば彼を訴えた大物実業家に不利になる情報を与えようというのだ。彼はその依頼に乗り、刑が執行されるまでの間に仕事を進めようと、富豪の住むスウェーデンの閑静な村を訪れる。 もう1つはフリーの調査員であるリスベット・サランデルという若い女の話。調査員としては極めて有能で、調査対象者の秘密を暴き出す能力がずば抜けている。だがその風貌は特異で、全身にタトゥーを施している。肩甲骨にはドラゴンのタトゥー。極端な短髪で鼻と眉にはピアス。きわめて痩せている。中学を中退しており、高等教育は受けていない。「危険人物」として弁護士の保護観察下にある。 この2人の道が交錯していくわけだが、I部上巻はまだ序の口という感じである。 著者は性差別の問題を強く意識しており、第1章の扉には、 スウェーデンでは女性の十八パーセントが男に脅迫された経験を持つ とある。 そうしたことも受けてか、主役2人のキャラクター設定がなかなか独特である。著者は「美しくセクシーだが賢いとはいえない典型的な女性キャラクターの男性版としてミカエルを描き、代わりにリスベットにいわゆる”男性的”な性質を持たせた」と言っているという。確かにミカエル、何だか妙にモテる男なのである。リスベットは悪徳弁護士にひどい目に遭わされるのだが、自力で、相手にぐぅの音も出ない形で解決する。 スウェーデンの寒冷地の村の様子など、旅行気分も楽しめるところも美点か。 性暴力の描写の激しさにちょっと怯むところはあるが、確かにリーダビリティは高い。 さて、シリーズ全制覇となるかどうか、とりあえず、読み始めてみた。

Posted by ブクログ

2026/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙の裏に書いてあった上巻のあらすじを読み、つぎに訳者のあとがきを読んでとりあえず1巻上下を読んでみようと思った。続刊を読むため再読して落ちメモ拾いになった。 月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。 だが名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れることになる。そんな彼の身元を大企業グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが、密かに調べていた。 背中にドラゴンのタトゥーをいれ、特異な風貌をした女性調査員リスベットの働きで、ヘンリックはミカエルが信頼に足る人物だと確信し、兄の孫娘ハイリエットがおよそ40年前に失踪した事件の調査を彼に依頼する。 ハリエットはヘンリックの一族が住む孤島で忽然と姿を消していた。ヘンリックは一族の誰かが殺したものと考えており、事件を解決すれば、ヴェンネルストルムを破滅させる証拠資料を渡すという。 ミカエルは依頼を受諾し、困難な調査を開始する。 読み始めたが問題は登場人物で添付の表を見ると 40人以上の名前がある。 通りがかりの人物も入れると50人は超すだろう。 それに馴染みのない名前で、知り合いのジャックさんやベティーさんは出てこない。 主人公もミカエル・ブルムクヴィストという。 それにヘンリック・ヴァンゲル、ヴェンネルストルム、文字を読み辛くてなかなかなかった。 ストーリーが面白いので読んでいくにつれて人名はイメージが浮かんで何とかクリアした。スリリングな孤島ミステリーでもあり、不審な人物絡みの、過去の殺人事件や、失踪したハリエットの日記帳の中から見つけた暗号めいたアルファベットと数字の謎など、最初は面白い設定が揃ってちょっと時間はかかったが上巻が終了した。 いつになったら、話題のリスベット・サランデルが出るのだろう、ミカエル・ブルムクヴィストとの接点どう始まるのだろう、と待ちくたびれた頃、リスベット・サランデルの姿が徐々に現れ、現在の生活が語られ始めた。 始まりは非力な彼女をとりまく環境の悲惨な場面だが、リスベットはそれに対抗する方法を知っていた。 これが彼女の天才的な頭脳を反映していて期待値がどんどん上がってくる。 か細い体形で150センチしかない背丈のリスベットが印象的な場面になる。 しかし仄聞するところでは、映画ではこのリスベットの心優しい後見人が倒れ、次に引き継がれたところから新しい後見人から彼女が受けた待遇が、リアルで残酷なシーンになっているようだ。 (まだ映画を見ていないので)本書でも目を覆うばかりの描写なのだという。 ヘンリック・ヴァンゲルの弁護士は仕事を依頼する前にミカエル・ブルムクヴィストについて身辺調査をしていた。 ミルトンセキュリティーという会社の外部調査員をしているリスベット・サランデルがそれを極秘裏に行う、弁護士がつい口を滑らしてミカエルが知ってしまう。 ヘンリック・ヴァンゲルは40年もの間、ハリエットの失踪を調べ続けていた。 行き詰った調査の後始末を依頼されたミカエル・ブルムクヴィストにしても、手にいれた鍵を開くには人手が必要になっていた。そしてやっとリスベット・サランデルに出会うことになる。 二人のタッグで事件が少しづつ露わになってくる、いや面白かった。 作者は非常なフェミニストだろう、女性が読むにはこの部分は大変心地よい。 スウェーデンはそういうところなのだろうか、これはジャーナリストの目だろうか。 次も読んだが感想文はすんなりとは続かない。読み散らす癖はやめたいのだが。

Posted by ブクログ

2026/01/27

初の北欧ミステリー 心情や情景描写は少なく、事実ベースで情報量も多いことから左脳使ってしっかり読み込んだ感覚でした。 話の全体像が見えて面白くなってきたところで下巻へ。 すぐに読みたいところですが週末ゆっくり読み込みたいです!

Posted by ブクログ

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