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春を恨んだりはしない 震災をめぐって考えたこと
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/09/09 |
JAN | 9784120042614 |
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春を恨んだりはしない
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春を恨んだりはしない
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商品レビュー
4.1
41件のお客様レビュー
東日本大震災と津波から11年めの3月。つい先日も東北で震度6の地震かあり、被害が報告されている そんな折、図書館でこの本を手に取った。 池澤さんご自身、理工学分野に造詣が深い芥川賞作家。かねてから原発には否定的な立場でエッセイを書かれていることは知っていたが、その内容も入れながら...
東日本大震災と津波から11年めの3月。つい先日も東北で震度6の地震かあり、被害が報告されている そんな折、図書館でこの本を手に取った。 池澤さんご自身、理工学分野に造詣が深い芥川賞作家。かねてから原発には否定的な立場でエッセイを書かれていることは知っていたが、その内容も入れながら、震災直後から被災地を巡り、体験されたことをベースに多面的な見方で思いを綴っている。 日本人は自然を人格化してとらえるところがあるが、この震災から見ても、自然にはいかなる意思もない。これに我々は耐えられないのだ。 ただ昔から日本人は、数々の災害に遭ってきており、忘れることや諦めるという特性も持っている。 被災者には、何年経っても忘れることは出来ないことだろうが、忘れる能力も大事だろう。 地震と津波には責任の問いようがないのだから。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB06729198
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タイトルがよい。 そして、以下の引用句がよかった。 祈るとは、自分は何をすべきなのか、それを伝える神の声を聴こうと耳を澄ますことである。 僕もそう思う。 気仙沼の死者たちは、恐ろしくなかった。 死者や自然といった、声なきものたちとの対話ができるかが、ポイントだ。
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