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レヴィナスと愛の現象学 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/09/02 |
JAN | 9784167801489 |
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レヴィナスと愛の現象学
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レヴィナスと愛の現象学
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商品レビュー
3.8
23件のお客様レビュー
内田樹さんのレヴィナスとの出会いの語りがおもしろい。 本当に、レヴィナスをきっかけに、その人の表情や語り口を感覚でとらえようとするようになった、みたい。そうなったのが実際に会って話したときだというのだから、本当にそう!!!!!そういうのだよね!!!!!と勝手に思った。 私にとっ...
内田樹さんのレヴィナスとの出会いの語りがおもしろい。 本当に、レヴィナスをきっかけに、その人の表情や語り口を感覚でとらえようとするようになった、みたい。そうなったのが実際に会って話したときだというのだから、本当にそう!!!!!そういうのだよね!!!!!と勝手に思った。 私にとってその他者性の感覚は、レヴィナスによってもたらされるものではなかった。ある人からの徹底的な拒絶と訴えの表情、そして私に真正面から向かってくれた別の人のことを、心から尊敬して「今の私にはない、そして知りえない壮大な何かを持っている」「この人になら、命がけの跳躍をしてもいい」とおもったときだった。レヴィナスについて知った時、まさにその感覚のことが書いてあって「やっぱ先に言ってる人いたわ」と思った。(本当にレヴィナスについてはじめに知ったのは、拒絶の人のあとで、私には絶対に納まることのない「絶対的な他」がある、と思ったタイミングだったけど)。 ただし、レヴィナスについて調べていくと、この人は私には知りえない切実さで「他者の顔」について語っているのだと思った。密度がすごい。考えに考え抜いて、なんとか相手の内側に訴えかけようと、血を滲ませた、どこまでもやさしい言葉だ。念を送ってるよ。念力。
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師レヴィナスに捧げられた本。 内田樹の地肉となった数々の文章たち。噛み砕くように、我がものを披歴するように、具に開示してくれている。 書かれていることは一読しただけでは腑に落ちない。 原著を相当程度平易に届けてくれているのだろうけど、それをきちんと受け止められる器がまだ自分にはな...
師レヴィナスに捧げられた本。 内田樹の地肉となった数々の文章たち。噛み砕くように、我がものを披歴するように、具に開示してくれている。 書かれていることは一読しただけでは腑に落ちない。 原著を相当程度平易に届けてくれているのだろうけど、それをきちんと受け止められる器がまだ自分にはないと感じる。 当書の再読、そしていつか原著にもあたってみたい。
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ボーボワールとの対比を中心にどちらも批判的に論じてはいるが不全感残る 他者との出会いで私とは男性である 女性は歓待の最たるもの、歓待それ自身 世界を居心地の良い家に帰る女性に出会って住みつきを果たす 性差の差異化と独立した全体性 誰かが他者のために場所を空けて慎み深く姿を隠す ...
ボーボワールとの対比を中心にどちらも批判的に論じてはいるが不全感残る 他者との出会いで私とは男性である 女性は歓待の最たるもの、歓待それ自身 世界を居心地の良い家に帰る女性に出会って住みつきを果たす 性差の差異化と独立した全体性 誰かが他者のために場所を空けて慎み深く姿を隠す 場所を空ける機能は女性 その収縮によってできた空隙を満たす機能を男性 言語の性化 女性が主体として語る言語 戦争 全体性に属しないにもかかわらず関係を結ぶことを求めている二者間の緊張状態 あらゆる支配から逃れる存在者のみを狙う 人間的公正は法理的公正に優先する ユダヤの選民思想
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