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ダブル・ファンタジー(下) 文春文庫
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ダブル・ファンタジー(下) 文春文庫

村山由佳【著】

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ダブル・ファンタジー(下) 文春文庫

704

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/09/02
JAN 9784167709044

ダブル・ファンタジー(下)

¥704

商品レビュー

3.1

117件のお客様レビュー

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2024/08/27

愛憎・エロ・女性の生き方

奈津の夫からの自立と快楽への探求が描かれていて、読みやすくて、面白かった。
気に入った方は、続編の「ミルク&ハニー」も読んで欲しい。

猫のひげ

2024/11/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

起承転結が大きなドラマではないけれど、今を激しく生きるヒロインに引っ張られてページを捲る手が止まらない。 上巻よりも面白かった。 ヒロインが振り切れたからだろう。 どんなに自由になっても寂しさは付きまとう。 良いラストだった。

Posted by ブクログ

2024/08/24

物語の構成上では一部と二部に分かれている訳ではないが、実質的に本巻の展開は上巻の流れを受けての謂わば「第二幕」と云ってもいい。脚本家の奈津が夫と別居中に複数の男と床を共にする筋書は、その業界なら日常茶飯事なのかどうかはわからぬが、一般庶民の私には今ひとつ理解し難い行動に映る。岩井...

物語の構成上では一部と二部に分かれている訳ではないが、実質的に本巻の展開は上巻の流れを受けての謂わば「第二幕」と云ってもいい。脚本家の奈津が夫と別居中に複数の男と床を共にする筋書は、その業界なら日常茶飯事なのかどうかはわからぬが、一般庶民の私には今ひとつ理解し難い行動に映る。岩井との逢瀬にしても、彼の妻子に対する描写が殆ど無いため、まるで未婚者同士の恋愛のように思えてならず、現実味を欠く。花火大会における幕切れはとても良かった。自由であるとは、こんなにも寂しいことだったのか、の一文が心に響く

Posted by ブクログ

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