商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/09/02 |
JAN | 9784167709037 |
- 書籍
- 文庫
ダブル・ファンタジー(上)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ダブル・ファンタジー(上)
¥638
在庫なし
商品レビュー
3.2
102件のお客様レビュー
読書の幅を広げたく手にしたが、新境地をあっさり超えていった。内容がディープで読み進めるのを躊躇う。 「性」に関して日常生活ではなんとなくタブーに感じるが、視点を変えると神秘的であったり、芸術的であったり。著者様の表現には美しさをも感じるが、やはり恥ずかしさが優った。 ただ既婚者な...
読書の幅を広げたく手にしたが、新境地をあっさり超えていった。内容がディープで読み進めるのを躊躇う。 「性」に関して日常生活ではなんとなくタブーに感じるが、視点を変えると神秘的であったり、芸術的であったり。著者様の表現には美しさをも感じるが、やはり恥ずかしさが優った。 ただ既婚者ならば方向性は違えど理解出来てしまう部分もありそう。日々の安定か、闇に惹かれてしまうのか。自分は前者でありたいが、観ている世界が広い人ほどそれは難しいことなのかもしれない。
Posted by
以前から何となく気になっていた本作にようやく目を通した。もっと性愛シーンに溢れているのかと思ったが、その辺の描写は到って普通。既婚女性が夫の支配から逃れ、他の男と交わるなかで自らを解放していくと云う構図は「チャタレイ夫人の恋人」を彷彿とさす。傍目には仲睦まじく映るであろう奈津と省...
以前から何となく気になっていた本作にようやく目を通した。もっと性愛シーンに溢れているのかと思ったが、その辺の描写は到って普通。既婚女性が夫の支配から逃れ、他の男と交わるなかで自らを解放していくと云う構図は「チャタレイ夫人の恋人」を彷彿とさす。傍目には仲睦まじく映るであろう奈津と省吾の実情に夫婦関係を築く難しさがよく表されていた。当初心身共に奈津を虜にした志澤とは全てにおいて正反対の岩井が終盤に登場。どう展開するのか、下巻を読むのが楽しみ
Posted by