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居場所の社会学 生きづらさを超えて
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2011/08/25 |
JAN | 9784532168018 |
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居場所の社会学
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居場所の社会学
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この社会に対する違和感と暫定的な解決方法 モヤモヤする社会 社会人になってから1年が経った。社会人って労働者ってイメージだったけど、一般的な「社会」という虚像に放り投げられている人のことを言うんだって体感したよね。この1年はこの社会の現実にひどく困惑させられて、そしてそして結果的...
この社会に対する違和感と暫定的な解決方法 モヤモヤする社会 社会人になってから1年が経った。社会人って労働者ってイメージだったけど、一般的な「社会」という虚像に放り投げられている人のことを言うんだって体感したよね。この1年はこの社会の現実にひどく困惑させられて、そしてそして結果的に社会との向き合い方を考えなければならない1年となった。 学生時代と社会人の1番の違いは、「考え」に至る因子、つまり価値観が全く異なる人たちと強制的に一緒にいなければならないか否かだと思う。学生時代は無にできた関係性が社会人ではそうでなくなる。その人たちとの上手い付き合い方、時には「自分を変えること」を強いられる。その事に気づかずに苦しむ社会人初心者は最近多いよね。上司とうまくやれないとか人間関係がきついとか。それもデジタルネットワークによる多様性が生んだものなんだと思う。 「自分を変えること」これは生きる上で非常に大事なスキルだと思うんよ。好きなこと、転職、行動力といったワードが飛び交う最近のキャリア社会ではあまりスポットライトは当たらないけど、大事なはず。いわゆる柔軟性だよね。 居場所の社会学 このスキルが大事だなって改めて思ったのは、阿部真大さんの「居場所の社会学:生きづらさを超えて」という本を読んだのがきっかけ。この本はリタイア男性、フリーターの働く場、家族や恋人との関わり方、就職難、ヤンキー社会といった社会課題を「居場所」という切り口から論じることで、多くの人が気楽に生きられる社会を実現しようというものである。今の複雑な社会を生きる全ての人にとって、知っておくと楽なことが書かれているけど、特に新社会人、ちょうど1年ぐらい働いて人間関係に悩まされている人に読んでほしいな。これからの社会を生き抜くヒントが散りばめられており、肩の力が抜け少し楽になれると思う。 新社会人にとっての職場の居場所問題 この本では、居場所に問題を抱えた時、個人や組織ができる対応策を2つ述べている。1つは「意見をぶつけ合って、自分が変わりながら新しい居場所を作る」積極的な解決方法。もう一つは「仕事をマニュアル化することで出来るだけ人との関わり合いを避け、ひとりの居場所を作る」消極的な方法。でも、社会からはみ出してない人にとっては後者は難しいよね。だから多くの人が前者の解決方法を取ることが多いと思う。 そこで大事なのは、「自分も変わる」ってこと。自分が変わらなければ周りも変わらないし、新しい居場所も見つけられない。これって結構難しいんだけど、できるようになるとだいぶ楽になる。 その時に必要なスキルの例として筆者は「聴く力、相手を受容する力」をあげている。うん、納得。聴く力ってほんと生きる上で大事。一番大事なスキルなんじゃないかと思う。モテる人とか人気者って、あらゆる人の居場所を作れる人なんだろうなぁなんて思った。 変えることと変えないこと 居場所の問題を積極的に変えていくならまずは「自分が変わらなければならない」。そしてぶつかることを恐れてはならない。たぶんこの2つをできる人って限られてると思うけど、今の状況に妥協点を見出せない頑固ものはこれをやるしかないと思うってのが今の答え。変わるのって大変だけど、楽しいことでもあるよね。どんな人物になるんだろうって考えるとわくわくする。でも、この時自分の芯になる部分は変えてはいけないと思うんよ。これを変えちゃったら何のために生きているかきっとわからなくなっちゃう。変わることは大事だけど、変わらないことも大事。この社会は矛盾だらけです笑。さぁ、今日も楽しんでこ!
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中高生向けの読み物という印象を受けた。内容は社会学に詳しくない一般人でも軽く読める。著者の過去の経験に基づいた日常的な事柄を分析して、居場所の作り方を考えている。 ただ、全体的に著者の主観が強すぎるように思う。専門的な内容や意見を求めて読むには向かない。
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ふむふむと納得できる論点もあるものの、コンフリクト、スティグマなどなど、カタカナが多くてすんなり入ってこなかった。 なんとも、雑多でまとまりにかけるなぁと思ったいたら、幾つかの論文を元にしているのですね。 大学に進学したばかりの頃、周りは友達と居るのに自分は一人という状況がたまら...
ふむふむと納得できる論点もあるものの、コンフリクト、スティグマなどなど、カタカナが多くてすんなり入ってこなかった。 なんとも、雑多でまとまりにかけるなぁと思ったいたら、幾つかの論文を元にしているのですね。 大学に進学したばかりの頃、周りは友達と居るのに自分は一人という状況がたまらなく辛かった、なんとかしようと、無理やりサークルに入って行ったことなんかを思い出しました。その変などりょは確かにながつつしなかったので、どちらの経験も本書が指摘するとおりですね。 ちょっと期待が大きかっただけに、ビミョーな読後感。新しい知見に出会えたという感じにはやや欠けます。
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