商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/08/25 |
JAN | 9784120042676 |
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望月青果店
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望月青果店
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商品レビュー
3.2
47件のお客様レビュー
母と娘の確執のお話。 お母さんがヤバい。憎まれ口なんて可愛いもんじゃないってくらいに口が悪い。。。根っからの悪人ではなくて、娘には執着に近い愛情を持ってるんだけど、、、自由に人生を切り拓いていく娘と、事情があって沢山のことを諦めてきた自分を比べて妬ましくなっちゃうのかな?娘相手...
母と娘の確執のお話。 お母さんがヤバい。憎まれ口なんて可愛いもんじゃないってくらいに口が悪い。。。根っからの悪人ではなくて、娘には執着に近い愛情を持ってるんだけど、、、自由に人生を切り拓いていく娘と、事情があって沢山のことを諦めてきた自分を比べて妬ましくなっちゃうのかな?娘相手でも、女同士だしね。 娘として、娘を持つ母として、、、両方の立場に立って、腹立たしく思ったり、こんな母になってたらどうしよ???って恐怖に感じつつ読んだり。 幼馴染の隆史とは、ずっと好きだったというより、中途半端なままだったから心に引っかかってたのかなって。 また何年かしたら読み返してみよう。 母も私も娘も歳を取り、関係性が変わるかもしれないから。
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現在と過去を繰り返し紡ぐ物語。 現在アメリカ、過去岡山。 岡山での過去の因拘(造語です) パートナーとの心よい会話。 どのシーンでも鮮やかに繰り広げられる情景にハッとした。 女の生き方。 今を楽しむ過ごし方。 そんなことに思いをはせました。
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アメリカに住む鈴子の過去と現在が交互に描かれる。母の娘への愛は歪んでいるけど、作中にあったように「どうしようもなく、母と娘だった。」愛と憎しみが混じり合った感情を持っていても、親子の縁は切れず、最後のシーンはとても感動した。
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