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江戸滑稽化物尽くし 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2011/08/12 |
JAN | 9784062920681 |
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江戸滑稽化物尽くし
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江戸滑稽化物尽くし
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商品レビュー
4.7
5件のお客様レビュー
表紙に惹かれて読んで見た。江戸時代に流行った化物の本について内容まで詳しく記載されている。昔の人々はバケモノを恐れていたように感じていたが、これを見る限り結構時代遅れの物事として恐れてはいなかったようだ。江戸という都市だからこそであり、はぼすべての生活が都市の中にある自分たちに...
表紙に惹かれて読んで見た。江戸時代に流行った化物の本について内容まで詳しく記載されている。昔の人々はバケモノを恐れていたように感じていたが、これを見る限り結構時代遅れの物事として恐れてはいなかったようだ。江戸という都市だからこそであり、はぼすべての生活が都市の中にある自分たちにも通じる部分だろう。 しかし江戸の人々はそれでもバケモノを愛したし、その滑稽さやあどけなさを笑ったのだ。そこに清濁の感情はあったが、それでもバケモノが好かれていたことは、人間のように振る舞う化物や純粋な化物、どこか可愛らしくまの抜けた化物の数々を見ればどれだけ好かれていたからわかる。我々は今も華麗な化物や恐ろしい化物はもちろん、滑稽な化物達を身近に感じながら楽しんでいる。化物尽くしは確かに現代まで続いているのだろう。
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化け物は滑稽である。特に江戸の黄表紙に載ってる化け物は、メディアが作り出したお笑いコンテンツ。 流行り廃りがあり、その時代の人の心が求める姿になる。 くだらないとされるモノにこそ、人の心が本来求める要素がある。 化け物を研究すると、人の本質が見えてくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
少し前に擬人化が流行って、何だか凄い世界だなぁなどと思っていたのだけれど、江戸時代の黄表紙は、(付喪神とは全く別モノの)文具同士の恋愛やら蕎麦とうどんの合戦物やら、現代の遙か先行く擬人化レベルで、呆れ半分、何だか誇らしくなって笑ってしまった。
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