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どのような教育が「よい」教育か 講談社選書メチエ507
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どのような教育が「よい」教育か 講談社選書メチエ507

苫野一徳【著】

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どのような教育が「よい」教育か 講談社選書メチエ507

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2011/08/12
JAN 9784062585095

どのような教育が「よい」教育か

¥1,980

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2021/06/05

何度も読み返したい本。哲学的背景も交えながら、教育の理論と実践の両輪について考えることができて、とても学びの多い本だった。 何を”よい”教育とするかは、すごくチャレンジングな問いだと思う。それに対して、さまざまな考え方を提示しながら、現象学的アプローチから向き合おうとする筆者の...

何度も読み返したい本。哲学的背景も交えながら、教育の理論と実践の両輪について考えることができて、とても学びの多い本だった。 何を”よい”教育とするかは、すごくチャレンジングな問いだと思う。それに対して、さまざまな考え方を提示しながら、現象学的アプローチから向き合おうとする筆者の姿勢もまた参考にできる点が多かった。 苫野先生が説く「自由の相互承認」のあり方がどのように社会のなかで実現されるのか。言い換えれば人間としての愛のようなものなのだろうけど、まずは人と自分、人と人を比べないこと、先入観でジャッジしないことが大事なのかなと感じた。

Posted by ブクログ

2020/02/15

どんな問いには正解がなく(正解をめぐって議論しても意味がなく)、どんな問いなら答えうるかという視点で話がすすんでいくので、すっきりした。自分の体験を一般化してしまうことなく、また相対主義で止まってしまうのでもなく、教育についての話を前にどう進めるか、というのはとても興味深かった。...

どんな問いには正解がなく(正解をめぐって議論しても意味がなく)、どんな問いなら答えうるかという視点で話がすすんでいくので、すっきりした。自分の体験を一般化してしまうことなく、また相対主義で止まってしまうのでもなく、教育についての話を前にどう進めるか、というのはとても興味深かった。結論として、よい教育とは、社会における「自由の相互承認」を、より実質化できる教育であるとのこと。 個々人の自由、そしてそのための「自由の相互承認」を最終目標にするという視点は確かに反論のしようがない気がする。(個人的な感覚としてはとても賛成) 専門家たちの間ではこのあとどう議論が進んだんだろうということも気になった。

Posted by ブクログ

2019/12/30

「教育の力」を読み、著者の苫野先生に興味を持って読んだ本。 教育とは何か 私たちはどのような生を欲するか 「よい」社会とは 「よい」教育とは 丁寧に、歴史から、人間の欲望から解き明かしていきます。  読むには時間と体力が必要ですが、濃密な時間を過ごすことができると思います。

Posted by ブクログ

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