商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2011/07/29 |
JAN | 9784101359618 |
- 書籍
- 文庫
国防
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国防
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商品レビュー
3.8
57件のお客様レビュー
国防について平易にわかりやすく書かれている。しかし、元自衛官から見ると基本的にいくつかの間違いがある。まずシビリアンコントロール、これは軍隊の独走を選良たる政治家がコントロールする機能。自衛隊は軍隊にあらず、国家公務員の集団。軍隊は国家に隷属し、公務員は政府に隷属する。軍隊でない...
国防について平易にわかりやすく書かれている。しかし、元自衛官から見ると基本的にいくつかの間違いがある。まずシビリアンコントロール、これは軍隊の独走を選良たる政治家がコントロールする機能。自衛隊は軍隊にあらず、国家公務員の集団。軍隊は国家に隷属し、公務員は政府に隷属する。軍隊でない自衛隊にこの機能は存在しないし、必要もない。また徴兵制も然り。この論を述べるならば、まず自衛隊を憲法に明記し、軍隊にしてからの議論。また自衛隊にパトリオットなる防空火器は存在しない。自衛隊にあるのはペトリオットという防空システム。防衛庁長官たる者、しっかりと防衛白書を読んで理解して欲しい。総じて言えば防衛オタクの自慢話でした。がっかり!
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かなり平易に国防についての必要性を説いている。私としては物足りないが、広く読んでもらうには良い程度かと思います。終わりの方に大臣は志願制にすべきとありましたが確かに。指名されて殆ど初めて勉強しはめじる民主閣僚に恐怖を覚える
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長年自民党の代議士を努め、防衛庁長官をやったことがあり、とにかく「現実主義的」「合理主義的」に考えることにこだわりを持つ、石破茂という個人。彼には、世界や日本の政治がどのように見えているか。それがよくわかる。率直なもの言いはわるくないが、政治家らしく、ひたすら自分の視点でものを語...
長年自民党の代議士を努め、防衛庁長官をやったことがあり、とにかく「現実主義的」「合理主義的」に考えることにこだわりを持つ、石破茂という個人。彼には、世界や日本の政治がどのように見えているか。それがよくわかる。率直なもの言いはわるくないが、政治家らしく、ひたすら自分の視点でものを語るので、これを無批判に読むのは危ない。彼が語る冷戦後の国際関係や国内政治の状況を、自分なりに思い起こしながら読む必要がある。
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