商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2011/07/23 |
JAN | 9784120042607 |
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引きこもりの青年・新城将と元刑事で難物な祖父・麻生和馬の物語。 書き下ろし。 両親は離婚し、母・香恵は家を出、父は仕事に没頭したあげく、祖母は介護の末に死を迎えた家庭で引きこもりになった将。 祖父・麻生もまた娘である香恵との間に確執を作り、子育てに後悔を残した人生を送り...
引きこもりの青年・新城将と元刑事で難物な祖父・麻生和馬の物語。 書き下ろし。 両親は離婚し、母・香恵は家を出、父は仕事に没頭したあげく、祖母は介護の末に死を迎えた家庭で引きこもりになった将。 祖父・麻生もまた娘である香恵との間に確執を作り、子育てに後悔を残した人生を送りながら、小田原の地で防犯アドバイザーとして地域を繋ぐことに没頭していた。 そんな将を麻生は強引に自分の家に連れ帰り、荒行で立ち直りを試みる。 地域のもめ事を解決するアシスタントとして将を使い、更正を目指していく中で、ある家少年から、祖母が家族によって殺されたのではないかとの相談が持ち込まれる。 その少年と境遇が共鳴していく将。 過去の過ちを悔い改めようとする麻生。 二人とも不器用ながら自分のしこりを解きほぐしていく物語。 堂場作品には珍しい作風で、青春モノっぽい。 可もなく不可もなくといった感じ。
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ひきこもり孫と元刑事祖父の秘密捜査。シチュエーション勝ちです。 話自体はそれほどとも思わないのですが、頑固だけれども皆に頼りにされている元刑事。そしてなんらかの理由でひきこもりをしている青年が次第に歩み寄って行くのは、やはり先が気になります。 ほのぼのではなく意外と本格的な犯罪行...
ひきこもり孫と元刑事祖父の秘密捜査。シチュエーション勝ちです。 話自体はそれほどとも思わないのですが、頑固だけれども皆に頼りにされている元刑事。そしてなんらかの理由でひきこもりをしている青年が次第に歩み寄って行くのは、やはり先が気になります。 ほのぼのではなく意外と本格的な犯罪行為が重なるので、重い内容でもあるのですが成長小説の側面が多いので清涼感が有ります。続編有る様子なのでいずれ読んでみようと思います。
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麻生さん、いいなあ。おじいちゃんと孫の組み合わせのお話って好きです。「もう年はとれない」とか。 堂場さんの本は読みやすくて、これも一気読みでした
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