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正しく考えるために 講談社現代新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1992/09/01 |
JAN | 9784061156852 |
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正しく考えるために
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
出版年がとても古いものですが この考えというのは当たり前で大事なことです。 つまり、物事を発言する際には きちんと物事をとらえないといけないこと。 そして、考え謝りやすいところに陥ってはいけないこと。 この本の7の部分に出てくる ~だから~である。の解釈の間違いは よく考えれば陥らないのですが 考えずに読んでいると陥りやすいのです。 本当に、ちょっと迷うことって大事。
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久々の5点っす。 この本は、「グラデーションで講談社現代新書を借りよう~ブルーグリーン編~」5冊のうちの一つです!(写真では変な表紙ですがわ借りたのはエメラルド色です) *大学の図書館に講談社~がいっぱいあって、グラデーションで強制的に読んでみようとする個人的な突発イベント...
久々の5点っす。 この本は、「グラデーションで講談社現代新書を借りよう~ブルーグリーン編~」5冊のうちの一つです!(写真では変な表紙ですがわ借りたのはエメラルド色です) *大学の図書館に講談社~がいっぱいあって、グラデーションで強制的に読んでみようとする個人的な突発イベントです。 実はこの本、「正しく考える」なんて、決めつけんなよ、っていう反抗的な心から手に取ったんだ。 しかも正しく考える『ために』だからね。 きっと著者の意見を押し付けるものであろうと、ほんとにちょっとむかつきながら開いたんだ。 けど2ページ読んだら「~私の目ざしたのは決して私の意見を読者におしつけようとすることではありません」ときて、あら、じゃあ進めてみようかね、って感じで読むことにしました。 ここに出ているのは、自分の考えや価値観を形成するための最小限の前提、いわばゼロ合わせをするためのベースラインを、がたがたしてない平らなものにしておく心得です。 ・知る≠考える。むしろ知る→考える。 ・批判的精神。偏見や権威、常識、そして自分自身の盲信に対しても、絶えず疑いの目を向け続けること。 ・絶対的なものなどない。科学ですらそうだ。 超常現象を科学で説明できないからといって払い下げる科学者は科学をしていない、というところにはずきっとした。 とくに注目すべきは、著者が、哲学者かなんかだと思うが、カントやゲーテをも疑うその謙虚な姿勢を持ってる点。「大思想家はすぐれた思想を持っているがゆえにこそ偉大なのです。」といいつつ「~いわゆる大思想家のいうところがすべて正しいということはありません。」という。 なんでか、人間はこの初心というか、フレッシュな気持ちというかをわすれてしまうんだね。 新しい環境に身を置いたときもそうだし、恋をしたときも、そしてきっと生まれてきたときもフレッシュな心をもっていたはず。 自分の人生なんだから、自分を作りあげていくのはいいことなんだろうけど、そのせいで見えなくなるものも多い。 そんなときも、ここに書かれる当り前のことを常に常に考えて、自分をいましめ、流されるのは社会的にやばくならない最小限にして、いけたらな。 最近世界をますます狭めてしまっている友人に、勧めてみようと思っています。
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もちろん得られることはあったが、だんだん読む本の内容が被ってきた。 高橋昌一郎先生の本と似た内容が多い。 民主主義と社会主義の話で、小学生の時に「民主主義と社会主義どちらが良いか理由とともに書け。」という課題に、「社会主義。理由:(要約)自分は民主主義の立場からしか意見を言え...
もちろん得られることはあったが、だんだん読む本の内容が被ってきた。 高橋昌一郎先生の本と似た内容が多い。 民主主義と社会主義の話で、小学生の時に「民主主義と社会主義どちらが良いか理由とともに書け。」という課題に、「社会主義。理由:(要約)自分は民主主義の立場からしか意見を言えないので、わからない。社会主義の社会で生まれていたら違う考えかもしれないから。」と答えたのを思い出した。 今もだが、流石にさらに幼い時は考え方が甘過ぎる。
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