商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2011/07/08 |
JAN | 9784532171087 |
- 書籍
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韃靼の馬
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韃靼の馬
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商品レビュー
4
9件のお客様レビュー
ワケありで今は朝鮮人として生きている主人公が故郷の対馬藩の財政を救うために徳川吉宗に献上する伝説の天馬、韃靼の馬を手に入れる話。この方はおすすめいただいてから2作目になるんだけど、自分があたかもその時代に生きてリアルタイムに体験させられてるような気持ちになる。描写力のなせる技なの...
ワケありで今は朝鮮人として生きている主人公が故郷の対馬藩の財政を救うために徳川吉宗に献上する伝説の天馬、韃靼の馬を手に入れる話。この方はおすすめいただいてから2作目になるんだけど、自分があたかもその時代に生きてリアルタイムに体験させられてるような気持ちになる。描写力のなせる技なのか…。数奇な運命をたどる主人公、読みながらもあー良かったと簡単に一言では言えないような複雑な感情が去来する。すごい作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
対馬が実は長崎と並ぶ、貿易拠点だったことがよく分かった。長崎がオランダであるとしたら、対馬は朝鮮。朝鮮通信使についても、毎年、その実施が政治によって翻弄されているが、江戸時代からそうだったんだな・・と感じた。朝鮮通信使がどのような外交的なやりとりがあったのか、これを読んでやっとわかった。 ただ、物語はそれだけにとどまらず、モンゴルまで行ってしまう。かなり飛躍しているのでは・・と思うところもあったが、とにかく面白かった。一気に読みました。
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対馬に旅行に行きガイドさんからこの本を薦められた。 現在朝鮮との関係悪化でも対馬が韓国からの旅行者で経済が回っているのは今も昔も変わらない現実。 国書偽造の史実をもとに広大な物語を紡いだ。面白かった。
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