商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 連合出版 |
発売年月日 | 2011/07/06 |
JAN | 9784897722597 |
- 書籍
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タイ駐在のタイ入門
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タイ駐在のタイ入門
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タイでの駐在歴も長く、またタイの研究も長年に渡って続けている二人の著者による、タイに関するあらゆる事柄がつづられている1冊。 タイトルには「入門」とありますが、かなり深い考察も書かれているので、タイに興味を持つすべての人におすすめです。 私もタイに行くといつも、タイと日本の違いに...
タイでの駐在歴も長く、またタイの研究も長年に渡って続けている二人の著者による、タイに関するあらゆる事柄がつづられている1冊。 タイトルには「入門」とありますが、かなり深い考察も書かれているので、タイに興味を持つすべての人におすすめです。 私もタイに行くといつも、タイと日本の違いについていろいろと考えます。なにかひとつ研究テーマを見つけて、それを追及してみたいなと思いました。テーマはまだ検討中ですが、年金、健康保険、読書、書店、図書館などから選ぶのはどうかなと考えています。
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桑野淳一、大西純著「タイ駐在のタイ入門」連合出版(2012) *タイでの中国人と現地人の垣根はほぼない。つまり同化している。理由として欧米諸国の植民地政策が関わってくる。19世紀が植民地経営の最盛期であった。そのころ、ゴム、砂糖のプランテーションは大量の労働力を必要としていた。そ...
桑野淳一、大西純著「タイ駐在のタイ入門」連合出版(2012) *タイでの中国人と現地人の垣根はほぼない。つまり同化している。理由として欧米諸国の植民地政策が関わってくる。19世紀が植民地経営の最盛期であった。そのころ、ゴム、砂糖のプランテーションは大量の労働力を必要としていた。その時期に中国では南部を中心にした太平天国の乱が失敗した時であった。清朝政権は、反乱分子の温床だった福建、広東の両省への締め付けを厳しくした。その結果2つの省では大量の難民が発生し、その多くが香港、マカオに終結し海外に逃れようとした。そういう事情がかさなり、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシアのプランテーションや鉱山に彼ら中国人が送り込まれた。もう一つ重要なことが、彼ら欧米諸国の国々は植民地経営で現地人に直接手を下す事はせずに、その間に中間管理をするものを入れた。中国人がその職務を似ない、現地人を酷使した。それにより現地人と中国人との間に軋轢が生まれる結果になった。 *サヌックとサバーイは重要な言葉である。タイ人がマイサヌック(楽しくない)といったら要注意。この言葉をハッスルという時は既に自分の基本的立場ができたときで、自分の意見が通らないとか、自分が認められてないとかという時に出る言葉だからだ。 *バンコクにある独立記念等は1941年、タイがフランス領のインドネシア軍と戦って念願の失地回復を果たした事を記念するものである。この時に日本は調停にたってタイを有利に導いたといわれている。だからこの塔は日泰友好のシンボルという人もいる。 *バラモン教とヒンズー教の違いといってもほとんど同じである。区別をしずらいが敢えてするといったら、時代が異なるという事である。紀元前からのものはバラモン教、それが紀元4世紀頃にヒンズー教へと継承された。バラモン教は主神ブラーフマンを崇拝しているのに対し、ヒンズー教はインド人全体に広がる宗教となりシバ神やビシュヌ神を崇拝するようになった。 *タイが重層文化であることはその成り立ちによるものが多い。タイ族の国家がすこータイにできるまでにはこの国はクメールのアンコール帝国の一部だった。アンコール帝国はヒンズー(バラモン)の影響を強くうけているから、この国にヒンズーの影響がないわけがない。それどころが、今のタイ王室のなかでいろいろな儀式の中に生きている。タイ国や王のシンボルとしてあちこちで見られる国鳥のガルーダもヒンズービシュヌ神の乗り物、かつ化身と言われている。さらにガルーダはヒンズー教のインドネシアの国鳥でもある。全面に仏教を出しながら、その低層部分においては、バラモン(ヒンズー)の文化などが入り組んでいる。 *タイにおける中華料理は、潮州料理が多い。タイの国づくりの段階から多くの潮州人がやってきたためで、バンコクの人口の半数はかつてこの潮州を中心とした中国人に占められていたという歴史もある。潮州が乾物の名産地であったことからフカヒレ料理も良く浸透している。 *タイ人から見た日本人の良いイメージベスト5は(1)時間に正確(2)勤勉(3)組織的な行動ができる(4)正直(5)目上の人を尊敬する、である。逆に日本人の悪いイメージベスト5は、(1)何事もまじめに考えすぎる(2)厳格すぎる(3)短気である(4)感情的である(5)女性を軽視する傾向がある *タイでは大学にはいるのに高校で統一入試を行う。上位20%程度が合格し、これに合格したものだけが国立大学に応募することができる。不合格となったものが私立に行く事になる。チュラロンコン、タマサート大学はタイの双璧で、それ以外にもマヒドン、カセサートなどは名門だ。地方で言えば、チェンマイ大学、イサーンのコンケーン大学、南部のソンクラー大学が総合大学として地本の御三家。私立では、アサンプション(ミッション系)大学、スリパトム大学、バンコク大学などがある。ラムカムヘン大学はやさりい国立大学でオープン大学といわれ、入試のない大学。 *バムルンラード病院は日本人にとても非常に快適な病院。日本人の多いスクンビットの入り口に出来た病院だ。
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