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遊牧民から見た世界史 日経ビジネス人文庫
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遊牧民から見た世界史 日経ビジネス人文庫

杉山正明(著者)

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遊牧民から見た世界史 日経ビジネス人文庫

1,047

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞出版社
発売年月日 2011/07/04
JAN 9784532195991

遊牧民から見た世界史

¥1,047

商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2026/03/02

国家とは歴史とは、根本観念を揺さぶってくる。 遊牧民の基本的な知識から、各「遊牧国家」の特徴と歴史における位置がわかりやすい文体で記述される。 一方で、近代国家観をもとに研究されてきたいわゆる世界史に対して疑義を提示する立場の筆者がわりと自由に一般向けに書いているので、そのあた...

国家とは歴史とは、根本観念を揺さぶってくる。 遊牧民の基本的な知識から、各「遊牧国家」の特徴と歴史における位置がわかりやすい文体で記述される。 一方で、近代国家観をもとに研究されてきたいわゆる世界史に対して疑義を提示する立場の筆者がわりと自由に一般向けに書いているので、そのあたりは割り引いて読んだ方がいいかも。(講談社学術文庫の「中国の歴史」のモンゴル巻より自由に書いてる気がする笑) 例1:初期の漢王朝は匈奴の実質支配を受けていた→固定された編戸を管理して徴税するようないわゆる支配をイメージするとずれる。軍事力を背景に庇護と献納を相互に与え合う関係を指して支配と呼んでいる(と解釈した) 例2:宋など歴代王朝は銅銭に固執していた。これはまるで民衆のことを考えていない。→少なくとも宋に関して言えば銅本位から変更するインセンティブがなかったのでは?また大口や長距離取引には紙幣や銀が民間ベースで利用され始めているらしいので実質どの程度民衆が困っていたのか疑問。なお南宋になって銅不足におちいってからはもはや銀本位に変更する体力はない認識。 とはいえ、それでも知的好奇心を激しく揺さぶられる本。また岩波講座とか専門寄りの概説書からも参照されるような、しかし平易な本なので世界史好き、特に中国史好きにはおすすめ。

Posted by ブクログ

2024/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本では私たちが漠然と想像する遊牧民のイメージを根底から覆す作品です。また、単に遊牧民という存在だけにとどまらず私たちの歴史認識そのものを問う恐るべき作品となっています。 少なくとも私も思いっきり先入観を粉砕されました。 これまで様々なジャンルを読んできて、なるべく色んな視点から物事を見ていこうと意識していたにも関わらずこの様です。この事実にものすごく恥じ入ってしまいました。 この本を読めばきっと私と同じ思いになる方も多いのではないでしょうか。いやあ痛快な一冊でした。

Posted by ブクログ

2023/10/26

地図帳を広げながら拝読。中国からモンゴル、中央アジア、ヨーロッパって案外近い。匈奴、突厥、ウイグル、モンゴル、、、緩やかな連合、ネットワーク。排他性のないイデオロギーなしの多様性。モンゴルは経済政策あっての世界帝国。著者のいう先入観なしのあるがままの歴史。この地域はこれからも新し...

地図帳を広げながら拝読。中国からモンゴル、中央アジア、ヨーロッパって案外近い。匈奴、突厥、ウイグル、モンゴル、、、緩やかな連合、ネットワーク。排他性のないイデオロギーなしの多様性。モンゴルは経済政策あっての世界帝国。著者のいう先入観なしのあるがままの歴史。この地域はこれからも新しい事実が発見されるでしょうから楽しみです。

Posted by ブクログ

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