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逆さの十字架
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逆さの十字架

マルコスアギニス【著】, 八重樫克彦, 八重樫由貴子【訳】

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逆さの十字架

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社
発売年月日 2011/06/24
JAN 9784861823329

逆さの十字架

¥2,640

商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2019/02/03

1970年アルゼンチンにて執筆される。当時の軍事政権は、国内の全政党を解散させ!大学の自治権を剥奪!国民の言論、思想、結社の自由を奪い!共産党本部を襲撃!暴力に対して暴力で応じる負の連鎖!作者は自国の現状を危惧し筆を取ったらしいです。当然国内では出版できず、スペインにて出版され賞...

1970年アルゼンチンにて執筆される。当時の軍事政権は、国内の全政党を解散させ!大学の自治権を剥奪!国民の言論、思想、結社の自由を奪い!共産党本部を襲撃!暴力に対して暴力で応じる負の連鎖!作者は自国の現状を危惧し筆を取ったらしいです。当然国内では出版できず、スペインにて出版され賞を受賞。と後書きから書いてみたのですが、聖職者という、一般人から一歩離れた場所から世の中を見つめるという上手い設定で、人物は生き生きと書かれ教養のない自分でも読みやすかった。が、いつものようにどこまで理解できたのかは、また別問題。

Posted by ブクログ

2012/10/11

エンカルナシオンの秘儀について私の理解が足りないことがよーくわかった。70年に出版。ぞっとする。アルゼンチンの歴史を少しでも知っていたらそんな時代にこんなもの書いていたら相当ヤバイことはすぐわかる。しかもコルドバ。うわあ~これってあの人?とか考えながら。マルケスのような愛とユーモ...

エンカルナシオンの秘儀について私の理解が足りないことがよーくわかった。70年に出版。ぞっとする。アルゼンチンの歴史を少しでも知っていたらそんな時代にこんなもの書いていたら相当ヤバイことはすぐわかる。しかもコルドバ。うわあ~これってあの人?とか考えながら。マルケスのような愛とユーモアには欠けるが、大変面白く読んだ。いちいちトーレス神父の教会と現世の話について鳥肌を立てながら。日本の宗教者にも読んでほしい。信仰について考えるところはないだろうかと。

Posted by ブクログ

2011/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

南米のある国を舞台とした小説。その国の社会と宗教、イデオロギーや運動、主義などのせめぎあいの結果何が起きたのかを書いた小説。 主人公はキリスト教神父であり、それを中心に進んでいく。 面白い本だと思います。小説の書き方が時系列順に並べていないので、 その点が少しややこしい本ではあります。

Posted by ブクログ

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