商品詳細
| 内容紹介 | 大切なことは人間の限界を認め、他者と協力し、「チェックリスト」には絶対に従うこと。米誌「TIME」で2010年の「世界で最も影響力ある100人」に選出された、医師でありジャーナリストでもある著者、アトゥール・ガワンデ。あらゆるプロフェッショナルが信じる成功のエッセンスがここにある。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晋遊舎 |
| 発売年月日 | 2011/06/18 |
| JAN | 9784863912809 |
- 書籍
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アナタはなぜチェックリストを使わないのか?
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アナタはなぜチェックリストを使わないのか?
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商品レビュー
3.9
144件のお客様レビュー
ビジネス書というより・・
医療用チェックシートを作ったときの思い出話な感じ。 単なる読み物本くらいに思っておけば良さそう。
ゴロゴロ
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何気なく手に取ったのですが、一気に読んでしまいました。内容が面白いだけでなく、重要なことが書かれていると思います。 経営コンサルタントが「チェックリストを使いましょう」と提案すると、クライアントから「そんな簡単なことで金を取るのか」と言われかねません。 しかし本書は、その「簡単なこと」がいかに強力で、なぜ実践されていないのかを、外科医である著者の体験を通じて説得力をもって示しています。 医療現場、特に緊急性の高い手術やその事故の状況など、命に直結する場面での実例がとにかく惹きつけます。私自身、昨年末叔母がカテーテル感染による敗血症で亡くなった経験があるので、特に目を引いた部分もありました。 そして翻訳の質が高く、ロジカルな構成で読みやすい。 医療分野だけでなく、ベンチャーキャピタルなどあらゆる仕事に応用できると示唆に富んでいます。 結局、どんなに優秀な人でも、複雑な状況下では記憶力や注意力に限界があります。ミスは避けられない前提で対策を講じる必要があります。 基本的にエラーは「無理」からきています。 それ以外では次の2つが挙げられます。 無知のエラー:経験不足や情報不足で起こるミス 無能のエラー:やるべきことは分かっているのにできないミス チェックリストは特に後者の「無能のエラー」を劇的に減らします。昨今は知識も向上し、無知というより無能が多くなってきています。 知識があっても使えないのです。 「無理、無知、無能」という訳は非常にうまいと思いました。 チェックリスト化した手術後の合併症をチェックリストで大幅に減らすことに成功したとのこと。 チェックリストの特徴 簡潔性:最もクリティカルなポイントに絞られている 実用性:完了に数分以上かかってはならない 具体性:曖昧さがない明確な項目 コミュニケーション促進:他人を巻き込み、チーム協力を促す設計 ここが重要なのですが、チェックリストは単なるマニュアルではありません。熟練者を助けるためのシンプルで使いやすい道具です。つまり、一瞬「考えることをやめてしまうのでは」と思うかもしれませんが、そういうものではありません。ここが肝要なのです。高校生がチェックリストがあるからと飛行機は飛ばせないのです。 あとは使い方 決まった手順がない作業でも、自分の基本方針をリスト化すればブレない判断ができます 一人だとサボりがちですが、チームでチェックすることで実効性が高まります 時代の変化に合わせて継続的にアップデートすることが重要です 失敗や試行錯誤を通じて磨き上げていくプロセスが不可欠です もちろん結局のところ、著者が取材した範囲の体験談という側面は否めません。バイアスもあるでしょう。しかし、それでも医療現場でのちょっとした不手際が重大な合併症を引き起こす実態は衝撃的で、チェックリストの必要性を痛感させます。 複雑化した現代の技術や知識は、もはや一人の人間の制御能力を超えています。不確定要素が多い状況では、中央から全てを指示しようとすると必ず失敗します。 そして「簡単なこと」だからこそ軽視されがちですが、その「簡単なこと」を確実に実行していくことこそが、複雑な現代社会で成果を出す鍵なのです。 プロ野球を例にするのもどうかと思いますが 元西武監督の広岡達朗氏が、 プロ野球のテレビ中継で、 解説者を務めていたときのことです。 その試合中に、ある外野手が、 大飛球を見事なダイビングキャッチでアウトにするという、 素晴らしいファインプレーをしました。 アナウンサーが、 「ファインプレーでしたね!」と、 解説者の広岡氏に相づちを求めます。 しかし、広岡氏は、こう言いました。 「このファインプレーは、悪いファインプレーです。そもそも、あの選手は、この場面での守備位置が間違っている。 だから、自分のいないところに球が飛んでくる。たまたま、ファインプレーになったから結果オーライですが、あれは、悪いファインプレーです。」 つまり当たり前のように見えてしまうのがチェックリストです。 コンサルがそう言ったとしてもたしかに拍子抜けしてしまうのもわかります。ファインプレーがみたいんでしょうから。 評価者はどうしますか。当たり前にやれるのと悪いファインプレーと。 でも当たり前をやるというのも実はとても重要なのです。 この本は、その当たり前の重要性を、説得力のある事例とともに教えてくれる良書です。
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チェックリストの有用性を医療業界や航空業界、建築業界などの事例からの説明に多くのページ何割かれている。チェックリストの作り方についてはあまり語られていないが、医療現場の緊迫感なども感じられ読み物ととしても面白い。
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