1,800円以上の注文で送料無料

ホッブズ政治と宗教 『リヴァイアサン』再考
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

ホッブズ政治と宗教 『リヴァイアサン』再考

梅田百合香(著者)

追加する に追加する

ホッブズ政治と宗教 『リヴァイアサン』再考

6,270

獲得ポイント57P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 名古屋大学出版会
発売年月日 2005/10/20
JAN 9784815805234

ホッブズ政治と宗教 『リヴァイアサン』再考

¥6,270

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/09/03

ホッブズの生い立ちや生きた時代状況から、『リヴァイアサン』の目的、その論理構造が丁寧に説明されていて面白い。 ポイントは、 ①ピューリタン革命の時期のイングランドの内乱を憂い、 ②秩序を回復するためには、宗教を政治の中に包摂し、主権者への服従を原理的に説くことを意図した著作だと...

ホッブズの生い立ちや生きた時代状況から、『リヴァイアサン』の目的、その論理構造が丁寧に説明されていて面白い。 ポイントは、 ①ピューリタン革命の時期のイングランドの内乱を憂い、 ②秩序を回復するためには、宗教を政治の中に包摂し、主権者への服従を原理的に説くことを意図した著作だと言うこと。 その目的のために、自然状態、自然法、自然権、内面と外面の峻別、自由意志の否定、社会契約の二形態、非物質的な霊の否定などの概念が組み合わされている。 幼少期の、ルネサンス・ヒューマニズムの影響(伝統に拘泥しない)、40代で幾何学との出会い(演繹的な証明の方法)といったバックグランドも面白い。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品