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富士案内/芙蓉日記 平凡社ライブラリー563
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富士案内/芙蓉日記 平凡社ライブラリー563

野中至(著者), 大森久雄(著者)

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富士案内/芙蓉日記 平凡社ライブラリー563

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2006/01/13
JAN 9784582765632

富士案内/芙蓉日記

¥1,430

商品レビュー

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2025/08/15

認定NPO法人富士山測候所を活用する会は、2005年11月29日NPOの結成以来の15年間にわたって、日本の最高地点に存在する富士山測候所を借用し、さまざまな科学研究を継続してきましたが、その活動が広く知られるにつれ、測候所の歴史に関する種々の質問や情報が寄せられるようになりまし...

認定NPO法人富士山測候所を活用する会は、2005年11月29日NPOの結成以来の15年間にわたって、日本の最高地点に存在する富士山測候所を借用し、さまざまな科学研究を継続してきましたが、その活動が広く知られるにつれ、測候所の歴史に関する種々の質問や情報が寄せられるようになりました。 2017年、助成金団体から頂いたご縁で、野中夫妻の孫にあたる野中勝氏と蔭山幸子氏の知遇を得て未公開資料を含む多数の画像の提供を受けることになりました。その整理の過程で、新田次郎(本名:藤原寛人、元気象庁測器課長)の小説『芙蓉の人』(文藝春秋社、1975)をはじめ野中至・千代子の山頂滞在を扱ったいくつかの文芸作品または映像作品が存在しますが、いずれも「フィクション」を含むことが、ご遺族の方々とのお話やそれに啓発された会員・山本哲らの調査(天気、2018)ほかでわかってきました。 例えば、ある小説では、「野中夫妻が山頂で観測中に2歳で亡くなったことになっている長女園子が、7歳まで福岡で健在であったこと」や、「当時の中央気象台責任者・和田雄治により大日本気象学会への入会を断られたことになっている野中千代子が、逆に和田雄治の尽力で1895年の登山と同時に入会を認められ、大日本気象学会会員として山頂の観測に当たったこと」などです。 このように、歴史研究においては証拠となる資料の大切さを実感し、土器屋他NPOの関係者がフィクションを含む小説の影響を受けたことへの反省がこの資料館設立の一つの動機になりました。本会の有志によってご子孫からお預かりした遺品のデータをもとに、野中夫妻の偉業を広く周知する方法として当資料館開設の機運が生まれました。 2019年8月にはその前年に入手した資料のうち、写真や解読できた文書などを加えて『野中到・千代子資料館』をオープンし、2020年11月に『野中至 (到)・千代子資料館』に看板を付け替えました(注1)。この資料館の開設には2018年末からNPOの枠を越えて集まっている「芙蓉日記の会」のメンバー(注2)による調査研究や議論が大きな力になっています。特に、「芙蓉日記の会」メンバーの一人である大森久雄が編者となっている『富士案内 芙蓉日記』(平凡社ライブラリー)(注3)が第一級の基礎資料 (原典)であることを確認し、本資料館の年表、解説などの多くはこの書籍に依拠していることを明記いたします。 一方、まだ公開していない大量の資料が存在します。その調査研究は続いており、ご子孫からお預かりしている膨大な資料を今後徐々に公開し、当館をさらに充実させていく所存です。 このホームページをきっかけにして、一人でも多くの方に高層大気観測の先駆者、野中至(到)・千代子夫妻のことを知っていただき、富士山頂がいかに貴重な研究サイトであるかを再認識していただくことを願っています。

Posted by ブクログ

2021/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 当時、富士山は、旧暦6月1日が山開き、7月27日が山仕舞だったそうです。野中至の寒中滞岳記は明治28年10月1日から12月21日の82日間。10月12日から妻千代子が共に観測の記録を取っています。野中千代子の芙蓉日記から: ①晴れたる日に国々のけしきを見渡して 国々の海山かけし大庭を わがもの顔に眺めあかしつ ②不二のねの高き功績(いさお)はふり積る 雪にも更に埋もれざりけり 野中至(1867~1955)野中千代子(1871~1923)「富士案内・芙蓉日記」、2006.1発行。

Posted by ブクログ

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