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思想としての「無印良品」 時代と消費と日本と
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 千倉書房 |
発売年月日 | 2011/06/01 |
JAN | 9784805109700 |
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思想としての「無印良品」
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思想としての「無印良品」
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
とても哲学的で抽象的な内容だったが、著者の思考プロセスが興味深く、「無印良品」というものを今までとは異なる視点で見ることができた。今までは「無印良品」といえば高級ブランドに対するアンチテーゼとしてのブランドであると思っていて、そう思える自分は周りの消費者とは次元が異なると感じてい...
とても哲学的で抽象的な内容だったが、著者の思考プロセスが興味深く、「無印良品」というものを今までとは異なる視点で見ることができた。今までは「無印良品」といえば高級ブランドに対するアンチテーゼとしてのブランドであると思っていて、そう思える自分は周りの消費者とは次元が異なると感じていた自分がいた。ただ、この本を読んで自分の考えは甘いと思った。「無印良品を選択するということは、取りも直さず文化資本軸上での顕示性が高いということ」と本書では述べられている。私のことではないかと思った。結局、他者の視点からモノを見ている点では高級ブランド品の消費と本質的には変わらないのではないかとさえ思った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
富国強兵の時代から失われた20年までの、すさまじいスピードで日本は変化していったけど、中でも最も大きいものの1つが、経済大国という目標を達成した点だと思う。明治以降初めて、上を必ずしも目指さなくなったというか振り返る余裕ができたというか。。その社会の変化に乗じておこる価値観の変化に無印がうまくフィットしたって感じかな。この手の本はよくあるけど、この本は無印良品という実際例を介してそれを説明してるからなかなか面白かったかも。 外国で、無印が日本的なものとしてとらえられる時が多々ある、という話は聞いたことがあったけど、何でなのかよくわからなかった。しかし、本書内で「粋」の文化が無印に根付いてるという説明をうけ納得。倹約令で華美な装飾を禁止された商人たちが、紺や茶色などの地味な色だけでおしゃれを楽しんでそれが文化として昇華されていったわけで、そこは無印の精神と合致するよね。
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知識、ボキャブラリーの無さゆえイマイチ理解が及ばないところもあったが、消費に対する考察が面白かった。消費という行動には少なからず「見せびらかし」がはらんでいる。文化と経済を顕示する消費。 俺ってこんなの買って文化的ー。か、金持ちー。ってコト。 時代によって変わっていく価値観のな...
知識、ボキャブラリーの無さゆえイマイチ理解が及ばないところもあったが、消費に対する考察が面白かった。消費という行動には少なからず「見せびらかし」がはらんでいる。文化と経済を顕示する消費。 俺ってこんなの買って文化的ー。か、金持ちー。ってコト。 時代によって変わっていく価値観のなかで、経済資本の絶頂期に文化資本を持ち込んでいた無印の先見性はすごい。
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