- 新品
- 書籍
- 書籍
認知行動科学 心身の統合科学をめざして 新版 放送大学大学院教材
3,960円
獲得ポイント36P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2006/02/01 |
JAN | 9784595126109 |
- 書籍
- 書籍
認知行動科学 心身の統合科学をめざして 新版
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
認知行動科学 心身の統合科学をめざして 新版
¥3,960
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
大学院の教科書として100点満点。読み応えもあり、「ここまでは分かっているが、ここからが分からない」という点が明確で、研究課題も見つかるかもしれない。しかし、「心」を真正面から学問すると、これほどまで未明な部分が多いんですね。 以下、試験用。 1.常識問題→フレーム問題。物...
大学院の教科書として100点満点。読み応えもあり、「ここまでは分かっているが、ここからが分からない」という点が明確で、研究課題も見つかるかもしれない。しかし、「心」を真正面から学問すると、これほどまで未明な部分が多いんですね。 以下、試験用。 1.常識問題→フレーム問題。物事の認識として、ボトム・アップ(データ推進(駆動)型情報処理)かトップ・ダウン(概念推進(駆動)型情報処理)か。心という装置が持つ最も能動的な営みが「パターン認識」。心とは計算する機械。動物霊気=生体電気現象。 2.デカルト心身二元論にとっての「反射」。心臓の発見:ハーヴィー。心身を区分する指標:言葉と自由意志。モーガンの公準、オッカムのカミソリ=ハンスの例から見る機械的な刺激ー反応。カントの呪縛…*自らの心を自らの心は捉えることが出来るか?*実態を欠く心は実証科学の対象たり得るか?*あらゆる科学の基盤には数学が控えるが、心の科学にはそれがあるか?→生理学的心理学、精神物理学。実験行動分析学=オペラント心理学。 3.ホッブス心身一元論「心は名辞(言葉)を結びつける計算(機械)」。計算機の発明:シッカルト、パスカル、ライプニッツ、バベッジ、アタナソフとベリー、モークリーとエッカート。ガルバーニの蛙の実験。ヘルムホルツは神経伝達速度を測る。ウエーバーの法則(相対弁別閾は一定」。フェヒナーの精神物理学関数(感覚と刺激の間には対数関数関係が成立)。ブールによる数学と論理学の融合=現代記号論理学。同一律、矛盾律、排中律。 4.命題論理学の四つのルール:and,or,not,if then。述語論理学:変数、関数の導入、全称否定、存在否定。命題論理学と一変数述語論理学の完全性の証明:ゲーデル。公理系の無矛盾、完結。 5.精神的分泌:条件反射、刺激-反応結合関係。汎化、消去:分化条件付け:弁別。高次条件付け。洞察、創造的思考(ケーラー)vs試行錯誤(ソーンダイク)→スキナーのオペラント条件付け:強化の随伴性。パブロフの脳モデル:興奮と抑制。 6.ワトソン:行動論者、心は白紙、経験論=環境論、学習、アルバート坊や。ミラーの獲得性動因論、不安、動因低減論。 7.スキナー:実験行動分析学=オペラント心理学vsレスポンデント心理学。スキナーの排除する理論は、認知理論、概念的神経機構理論、脳神経科学理論。機会刺激(弁別刺激)-オペラント行動-強化の随伴性。強化子(正、罰、負。一次、二次)。環境が行動を淘汰する。 8.情報伝達容量、SN比。ウイーナーのサイバネティクスと負のフィードバック。シュレディンガーの負のエントロピー。ミラーの魔法の数7±2。チャンク化、コード化、語の冗長性(75%)。 9.ミラーの実験は直接記憶範囲の特定。スパーリングの実験(配列、音の高低。全体報告法と部分報告法)。再生する過程で失われた。感覚貯蔵、リセット機能、1秒程度。セルフリッジのパンデモニアム・モデル(イメージ・デーモン、特徴分析デーモン、認知デーモン、決定デーモン)、パターン認識。トップ・ダウン(鋳型)+ボトム・アップ。 10.ジェームズの一次記憶、二次記憶。エビングハウスの忘却曲線。節約率(原学習数と再学習数の比率)。記憶の崩壊理由:干渉理論、ジェキンスとダレンバッハの実験(睡眠を入れる)、マードックの実験(親近性効果=終末効果、初頭効果)、ポストマンとフィリップスの実験(妨害課題の導入で短期・長期記憶過程の存在を証明)。スタンバーグの項目再確認実験(線形関数、直列処理悉皆型走査の証明)。長期記憶システム:指数分布=単純死滅過程、RLの電子回路モデル。 11.パーセプトロン(SAR層)の原理的限界、or計算ができない、よって学習は収束しない。隠れ層の導入、誤り逆伝播法の追加も限界有り。 12.パヴロフの分化条件付け実験による、図形の弁別。円と楕円を使ったときの実験神経症の発症→行動療法。 13.ブラディーによる「管理職サル」の実験→ワイスによる「ラット3匹:統制群、ヨーク群、実験群」の実験。セリグマンの「犬実験:学習性絶望感の顕現」=心因性鬱反応。認知行動対処法:免疫法、創造的対処法、耐性強化法、バイオフィードバック、薬理法。 14.スキナー:コロンバン・シミュレーション・プロジェクト。 15.ゲーデルの定理:形式論理バージョン。
Posted by