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ロザムンドの死の迷宮 創元推理文庫
1,606円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2011/05/30 |
JAN | 9784488222055 |
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ロザムンドの死の迷宮
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ロザムンドの死の迷宮
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商品レビュー
4.1
10件のお客様レビュー
アデリアがママになっていてびっくりした。気になる子の父親との関係は…。 脇を固めるギルサやマンスールもあいかわらずでうれしい。 作者はよほど、ヘンリー2世が好きらしい。 次の作品にも期待。
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アデリアシリーズ2作目です。 前作から1年。 娘が生まれて、アデリアは母親として幸せに暮らしていましたが、 またもやヘンリー王(ロウリーか?)に引きずり込まれて、 恐ろしげな事件の渦中にどっぷり。 医者として女性として際どい立場の自分自身だけでなく、 今回は娘の安全にも心を砕かね...
アデリアシリーズ2作目です。 前作から1年。 娘が生まれて、アデリアは母親として幸せに暮らしていましたが、 またもやヘンリー王(ロウリーか?)に引きずり込まれて、 恐ろしげな事件の渦中にどっぷり。 医者として女性として際どい立場の自分自身だけでなく、 今回は娘の安全にも心を砕かねばならず、発狂寸前です。 なにしろセクハラのオンパレードで、 現代人の感覚で読んでるとかなりストレスが溜まります。 息子をそそのかして謀反を企てている王妃エレアノールが容疑者のため、 あわや再び戦乱の世になるのかという危機感から、 ロウリーは勿論、アデリアまで駆り出される訳ですが。 なんだろなぁ〜。 結局、国民を巻き込んだ国王と王妃の夫婦喧嘩の様な・・・。 ロザムンドの他、兵士や無実の人たちも沢山殺されたのに。 王妃は謀反の罪で幽閉されていたので、 お互い憎み合っているのかと思いきや。 8人も子を生した夫婦間の馴れ合いのような空気が漂っていました。 前述の人たちが殺される際の残酷さと比べると異様です。 政治的判断だの王族・貴族にとって下々の生き死には瑣末事だとか。 いろいろ理由付けはあるんでしょうが、なんだか釈然としませんでしたよ。 ミステリーとしては、 前作同様、アデリアが限られた機会の中で検死(らしきもの)をしながら、 状況証拠を積み重ねて推理していくのですが、 本当にハラハラしました。 どんでん返しもあってよかったです。 そして、ロザムンドの家政婦デイカーズの執念が怖いっ! あと、腐乱した遺体の上にダイブ・・・、脳が想像するのを拒否しました。
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12世紀シチリアの女医アデリアがイングランドで活躍するミステリの2作目。 冒頭に犯人がちらつくのは1作目と同じ。しかし全く予想がつかない展開で、ついつい一気読み。 前作で恋仲となったのに別の道を進んだアデリアとロウリーの関係も気になる。 また、お守り(1作目で活躍した犬)亡き...
12世紀シチリアの女医アデリアがイングランドで活躍するミステリの2作目。 冒頭に犯人がちらつくのは1作目と同じ。しかし全く予想がつかない展開で、ついつい一気読み。 前作で恋仲となったのに別の道を進んだアデリアとロウリーの関係も気になる。 また、お守り(1作目で活躍した犬)亡き後も、また臭い犬が出てきます。あまり役に立たないけど、つねにアデリアについて回るその健気な姿は、酷い事件の中では癒しです。 とにかく登場人物の個性が前作よりもさらに際立っていて、王妃や王の愛妾ロザムンド、さらにはそれぞれの臣下達、どいつもこいつも興味深い。 生き生きとして、なんとも賑やかなミステリです。
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