商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 有斐閣 |
発売年月日 | 2011/05/23 |
JAN | 9784641173767 |
- 書籍
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ロジャーズクライエント中心療法
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ロジャーズクライエント中心療法
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商品レビュー
4
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カール・ロジャーズの人となりと理論の概説について、一般向けの紹介を主とした小冊子だそうな。 しかし難しい。カール・ロジャーズを知りたくて初めて手に取るとしんどいかも。というか自分が昔挫折した。 ・「何がその人を傷つけているのか、どの方向へいくべきか、何が重大な問題なのか、どんな経験が深く秘められているのか、などを知っているのはクライエント自身である」 ・ロジャーズがめざすカウンセリングの目的は、クライエントの問題をすべて解決することではない。「満足すべき生活は、問題のない生活にあるのではなく、統一された目標をもち、たえず問題に取り組んでいくにあたり、基礎的な自信をもつ生活にある」という考え方に代表される。 ・ロジャーズにとっては、「非指示的」ということと、人間の価値と意義に対する心からの尊敬とはほぼ同義語なのだ。 ・D・ウェルデは次のように言っている。「パーソンセンタード・カウンセリングにおいて他の何より重要なのは、心理的にクライエントとともに「今、ここにいること」であり、クライエントと「接触」していることであって、クライエントがコミュニケートしようとしている事柄を内容的に理解することではない、ということです」(Werde,1994,邦訳、209頁)
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クライエント中心療法の理解を深めつつ、ロジャーズの歩んできた道と、人となりが分かる一冊。ロジャーズの実践についても、分かりやすく書かれている。 クライエント中心療法やエンカウンター・グループの理論について、より学びを深めたい時に選んだ一冊。
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単なる理論の解説でもなく、ロジャーズを情緒的に語るのでもなく、ロジャーズの歩みと理論の変遷を巧みに取り入れながらカウンセリングの核心に迫る構成。ロジャーズという人に触れることもできる読書体験でした。 受容共感傾聴とお題目のように唱えていてもカウンセリングはわからない。 非指示的...
単なる理論の解説でもなく、ロジャーズを情緒的に語るのでもなく、ロジャーズの歩みと理論の変遷を巧みに取り入れながらカウンセリングの核心に迫る構成。ロジャーズという人に触れることもできる読書体験でした。 受容共感傾聴とお題目のように唱えていてもカウンセリングはわからない。 非指示的カウンセリングが、なにゆえに積極的傾聴や肯定的関心へと変遷したのか、その解説が大変学びになりました。理論は、その歩みを知ることで、核心をより深く理解することができる。
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