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昔日 スペンサー・シリーズ ハヤカワ・ミステリ文庫
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昔日 スペンサー・シリーズ ハヤカワ・ミステリ文庫

ロバート・B.パーカー【著】, 加賀山卓朗【訳】

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昔日 スペンサー・シリーズ ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2011/05/21
JAN 9784151786549

昔日

¥990

商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2023/01/08

アメリカの作家「ロバート・B・パーカー」のハードボイルド小説『昔日(原題:Now and Then)』を読みました。 『初秋』、『ドリームガール』、『灰色の嵐』に続き、「ロバート・B・パーカー」作品です。 -----story------------- 「大学教授をつとめる妻...

アメリカの作家「ロバート・B・パーカー」のハードボイルド小説『昔日(原題:Now and Then)』を読みました。 『初秋』、『ドリームガール』、『灰色の嵐』に続き、「ロバート・B・パーカー」作品です。 -----story------------- 「大学教授をつとめる妻の言動がおかしい、調べてくれないか」そう依頼してきた男は妻への疑いと愛情のはざまで苦悩していた。 その姿に過去の自分を重ねた「スペンサー」は、日頃は引き受けない浮気調査に取り組む。 やはり妻は同僚の教授と浮気をしていた。 だが、その調査は意外な事実を掘り当てていた。 妻の浮気相手は、ただならぬ背景を持つ危険人物だったのだ。 そして犠牲者が…許し難い敵に「スペンサー」の怒りが炸裂する。 ----------------------- 私立探偵「スペンサー」を主人公とするシリーズ全39作品のうちの第35作にあたり、2007年(平成19年)に発表された作品です、、、 単なる浮気調査のはずが、FBIを巻き込んだ事件に発展する事態に… その事件に、仲間の協力を得ながら、自ら首を突っ込んでいく展開が「スペンサー」らしい物語でしたね。 その依頼人の何かが、「スペンサー」のどこかに触れたのか… 妻「ジョーダン・リッチモンド」の不倫を疑い、素行調査を依頼してきた男「デニス・ドハティ」に、かつて「スーザン」との別れに苦悩した自らの日々を重ねた「スペンサー」は、日頃はさほど力を入れない浮気調査に力を注ぐ、、、 「ホーク」の手まで借りた調査の結果、大学教授をつとめる妻は、やはり同僚と浮気をしていたことが判明したが、動かぬ証拠をつかもうと盗聴器まで使った「スペンサー」の調査は、意外な事実を掘り当ててしまった… 浮気相手の教授「ペリー・オルダースン」に、ただならぬ背景があるようなのだ。 そのことは伏せ、調査結果のみを「ドハティ」に伝えはしたが… やがて、当の妻「ジョーダン」が射殺される事件が起き、「ドハティ」も死体となって発見され、「ドハティ」はFBI捜査官だったことも明らかになる、、、 思わぬ展開に、警戒を強める「スペンサー」は、助っ人のガンマン「ヴィニイ・モリス」や「チョヨ」を呼び集める… 「スペンサー」の弱点でもある「スーザン」の護衛を彼等に任せつつ、「スペンサー」は「ペリー・オルダースン」の正体や、FBIやCIAも絡むテロ組織の全貌を掴むために調査を進める。 浮気調査が、謎の人物「ペリー・オルダースン」の調査やテロ組織捜査に切り替わってからのサスペンスフルでスピーディーな展開が愉しめる作品でした、、、 事件解決だけでなく、過去の自分や、「スーザン」との関係と向かい合う「スペンサー」の苦悩をも描かれているし、電話一本で駆けつける「スペンサー」ファミリーも健在で、シリーズらしさ満載の作品でしたね。 以下、主な登場人物です。 「スペンサー」  私立探偵 「スーザン・シルヴァマン」  スペンサーの恋人 「ホーク」  スペンサーの相棒 「デニス・ドハティ」  依頼人 「ジョーダン・リッチモンド」  ドハティの妻。コンコード・カレッジの教授 「ペリー・オルダースン」  リッチモンドの同僚 「ビッグ・レッド」  ペリー・オルダースンの友人 「エプスタイン」  FBIボストン支局長 「アイヴズ」  情報局員 「ヴィニイ・モリス」  ガンマン 「チョヨ」  ガンマン 「マーティン・クワーク」  ボストン市警の警部 「フランク・ベルソン」  ボストン市警の部長刑事

Posted by ブクログ

2018/09/15

どうやら、読み損ねていたスペンサーシリーズ。 「これ、読んでない!」と気付いた時の嬉しさといったら…。 中身はいつものスペンサーだけど、スーザンとの関係に重きを置いたお話。 もっと歳とったら、ぜんぶ読み返したい。

Posted by ブクログ

2018/01/06

2009年1月31日~31日。  三十五作目のスペンサー物。  翻訳されたものはすべて読んでいる。  気の利いたセリフ、魅力的な登場人物、心地よいスピード感、とどれを取っても今まで通り。 「水戸黄門的」とでも言えるので、とりたてて新しい側面は見えないのだが、それが気持ちい...

2009年1月31日~31日。  三十五作目のスペンサー物。  翻訳されたものはすべて読んでいる。  気の利いたセリフ、魅力的な登場人物、心地よいスピード感、とどれを取っても今まで通り。 「水戸黄門的」とでも言えるので、とりたてて新しい側面は見えないのだが、それが気持ちいいともいえる。  あえて言えば、スーザンから「結婚」という単語が出てきたことだろうか。  いつもの通り、面白かった。

Posted by ブクログ

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