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ふしぎなキリスト教 講談社現代新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2011/05/19 |
| JAN | 9784062881005 |
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ふしぎなキリスト教
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ふしぎなキリスト教
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商品レビュー
4
408件のお客様レビュー
佐伯啓思さんの『貨幣と欲望』や鶴見太郎さんの『ユダヤ人の歴史』を読んだことで、「そもそもキリスト教ってなんだ?」という疑問が湧き、この本を手に取った。あと、最近に限らず、ゲーム、アニメ、マンガなどに触れていると、キリスト教のモチーフや聖書由来の言葉が驚くほど多かったことも、この本...
佐伯啓思さんの『貨幣と欲望』や鶴見太郎さんの『ユダヤ人の歴史』を読んだことで、「そもそもキリスト教ってなんだ?」という疑問が湧き、この本を手に取った。あと、最近に限らず、ゲーム、アニメ、マンガなどに触れていると、キリスト教のモチーフや聖書由来の言葉が驚くほど多かったことも、この本を手に取るきっかけになった。最近ジャンプラで面白いと思って読み始めたとある2作品も、キリスト教を下敷きにしていて、余計に「キリスト教ってなんだ?」という疑問を掻き立て、この本を読むきっかけになった。 新書大賞2012の受賞作ということで、刊行からはかなり年月が経っている。しかし、この本は、キリスト教の根本的な考え方を扱う内容であるため、古さはほとんど感じなかった。また、対談形式で書かれているので、専門書のような堅苦しさはなく、とても読みやすかった。 読み終えて最も印象に残ったのは3つ ①キリスト教の持つ「解釈可能性」の大きさ 福音書が四つ存在するという成り立ち、教会の公会議で多数決で教義が決定されてきた歴史、そしてユダヤ教やイスラム教のような宗教法を持たないこと。さらに、「神はすでに世界を去り、終末までは人間の歴史が続く」という世界観。こうした要素によって、人間が解釈を重ねる余地が生まれているように感じた。 ユダヤ教は律法という強固な紐帯を持っていたからこそ、ディアスポラによる離散後も共同体を維持できた。一方でキリスト教は、教義そのものに多様な解釈を許容する余地があるからこそ、政治や思想、文化の中へ柔軟に入り込み、これほどまで世界へ広がったのではないかと思う。 ②「一神教」という世界観 私のような日本人は、「神様」と聞くと多神教の感覚で考えてしまう。例えば宝くじが当たるように祈るなら、「宝くじの神様」にお願いし、その神様が気まぐれや日頃の行いを見て、「今回は当ててあげよう」「今回はだめだね」と采配するようなイメージを無意識に抱いている。 しかし、この本で描かれる一神教の神は、そのような存在ではない。人間が思い通りに対話したり取引したりできる相手ではなく、人間を超越した絶対者であり、人はその神と向き合い続ける。「神に祈る」という行為そのものの意味が、日本人の感覚とは根本的に異なるという説明は、まさに目から鱗だった。 さらにキリスト教では、その神と人間との間にイエス・キリストが立つ。この構造が、キリスト教をより複雑で奥深いものにしている。そして、その複雑さこそが、戦術のとおり多様な解釈を生み出し、長い歴史の中で文化や思想へ広く浸透してきた理由なのかもしれない。 ③キリスト教の基本 預言者、福音、原罪といった基本用語についても、初心者にも分かるよう丁寧に説明されている点がありがたかった。私はそもそもキリストが神だと思っていた。「ヤハウェ」が神であり、イエス・キリストはその「神の子」であるという基本的な関係すら曖昧なまま読んでいた。日本史専攻ですみませんでした。 キリスト教について詳しく学ぶというより、「キリスト教とはどういう世界観なのか」を最初に掴む一冊として、とても良い入門書だった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
帯につられて読んでみた。 久しぶりのキリスト教関連書。橋爪氏と大澤氏の軽妙かつド直球なやりとり。特に大澤氏の問いは時に読者が予想する以上の深堀というかそんなこときいていいのかな的な内容であり質問も面白い。そういう見方もできるなと。 ユダヤ教とキリスト教の違い、清書に書かれている理不尽なことなど、真面目に面白かった。特に哲学を知るためにはやはりキリスト教の素養がないとわからんというのはそうだなと思った。 でもこれ日本的多神教の感覚とは別にキリスト教的一神教の感覚も理解するって難しいなと思った。頭で理解しても多分この本を離れたらまた忘れるなあみたいな。 キリスト教の成り立ち、概論について宗派の偏りなく知りたいのであればおすすめの一冊である。
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教養としての視点という本の中に橋爪さんが登場してて、何だか話が面白かったからこちらも読んでみた。 が、何となくわかる部分とわからない部分が入り混じる。 あとがき、特に「むかしむかしあるところに」のくだり、を読んでから本編へ入ったほうが日本人の我々には良さそうです。
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