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人材力No.1をめざして 伊藤超短波 物理療法業界の小さな大企業
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人材力No.1をめざして 伊藤超短波 物理療法業界の小さな大企業

鶴蒔靖夫【著】

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人材力No.1をめざして 伊藤超短波 物理療法業界の小さな大企業

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 IN通信社
発売年月日 2011/05/01
JAN 9784872183450

人材力No.1をめざして

¥1,980

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2013/03/01

書名に人事、人財育成の話、ビジネス書かと思わされるが、おそらく違う。 本書はまずヒポクラテスの医療に「薬による治療」「外科的治療」と並んで「物理的な刺激による療法」があったことの紹介する。早くから科学として確立されていた薬学、外科学に対して、近年まで日本では経験則に基づく民間療法...

書名に人事、人財育成の話、ビジネス書かと思わされるが、おそらく違う。 本書はまずヒポクラテスの医療に「薬による治療」「外科的治療」と並んで「物理的な刺激による療法」があったことの紹介する。早くから科学として確立されていた薬学、外科学に対して、近年まで日本では経験則に基づく民間療法であった物理療法。 この物理療法と、1916年に創業されて以来「EBM(エビデンス・ベースド・メディシン:根拠に基づいた医療)」を一つの柱とする伊藤超短波が出会い、二人三脚で「物理療法学」と「物理療法機器のリーディングカンパニー」に育った現在までを描いている、いわば科学小史だ。 本書では健康と、物理療法という実はすぐに手を伸ばせる実践法という、身近な科学テーマを楽しめる。 ところで科学には「巨人の肩にのる」という言葉がある。しかしトップランナーがそうしようと思えば、知識を惜しみなく共有し、内外の研究の蓄積を育てる必要がある。そうして知識を広めつつ、巨人の肩から遠くを見通すための知恵を積む。こうした学究のマインドと、EBMを旨とする科学のマインドを持つ、企業ぐるみの科学者の姿を味わうことができる。 身近な科学テーマと科学者マインドの登場する、正調の科学小史と言えると思う。 そして実のところ「お客様に買っていただくというところから入っていくことはしていない」と言い切る企業が主人公では、商魂をかみしめるビジネス書にはならないだろう。しいて言えば士魂商才ならぬ科学者魂商才、その幸運な結実を描いているビジネス書…いや、やっぱりそれはある科学者、企業ぐるみ科学者についての逸話という気がする。 「社員の質ナンバーワン、EBMナンバーワン、そして製品機能ナンバーワンを目指す」これが書名につながる、最終章で語られる志だ。これが科学者魂でなくてなんだろう。

Posted by ブクログ

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