商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/04/30 |
JAN | 9784163301402 |
- 書籍
- 書籍
奇跡
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
奇跡
¥1,519
在庫なし
商品レビュー
3.4
29件のお客様レビュー
悪くはないけど、中村さんの本として見ると物足りなさが残る。小学生が主人公だからか、中村さん特有の人間関係の距離感の描き方が活かされていない。
Posted by
好きな作家さん。中村航さんの恋愛物が凄く好き。だけど、児童書的なものもあります。 これは、その中間くらい。 両親の離婚により、福岡と鹿児島とに離れ離れに暮らすことになった兄弟が、開通間近となる九州新幹線に想いを託す。 「つばめ」と「さくら」 2つの新幹線がすれ違うとき、奇跡はお...
好きな作家さん。中村航さんの恋愛物が凄く好き。だけど、児童書的なものもあります。 これは、その中間くらい。 両親の離婚により、福岡と鹿児島とに離れ離れに暮らすことになった兄弟が、開通間近となる九州新幹線に想いを託す。 「つばめ」と「さくら」 2つの新幹線がすれ違うとき、奇跡はおこる。 過去を歩む兄と、未来を歩む弟。 新しい暮らしの中で出会う友だちも、みんなそれぞれの夢や悩み、子どもではどうにもならない生き辛さを抱えている。 新幹線開通と言う、新しい風に夢を馳せ、冒険が始まる。 夢とか知恵とか経験とか諦めとか、いろんなことを乗り越えて、そうやってみんな、大人になって行くんだなぁ…。 そうやって私も、大人になってしまったんだなぁ。
Posted by
実に簡単なストーリーだが 構成がうまい。 両親がわかれ 仲良しの兄弟 航一と龍之介は別れ別れになった。 家族は、大阪に住んでいた。 父親は 福岡に住み 龍之介が ついていった。 父親は うれない ロックバンドをしている。 母親は 鹿児島に住み 航一はおじいちゃんと一緒にいる。 ...
実に簡単なストーリーだが 構成がうまい。 両親がわかれ 仲良しの兄弟 航一と龍之介は別れ別れになった。 家族は、大阪に住んでいた。 父親は 福岡に住み 龍之介が ついていった。 父親は うれない ロックバンドをしている。 母親は 鹿児島に住み 航一はおじいちゃんと一緒にいる。 おじいちゃんは、昔は、かるかんを作っていた。 新幹線が さくらとツバメ。 さくら色のかるかんをつくるようにいわれるが、 それは、できないとことわる 職人気質。 それが 航一と 秘密を 共有しあうことに。 福岡と鹿児島に新幹線がとおり、 その始発が 交差するところで、願い事をすると 奇跡が起こるという。 航一の仲間は、鹿児島から 龍之介の仲間は、福岡から その交差点をめざし 願い事を その交差する場所で 叫ぼうとする。 奇跡というキイワードをうまくつかって 少年の想いが つたわる。
Posted by