商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2011/04/27 |
JAN | 9784044416454 |
- 書籍
- 文庫
モンスター・クラーン
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モンスター・クラーン
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
まさかグレーテルそっち系だったの??トーゴが知ってたらこんなややこしいことにはなっていなかったでしょうに、、! エクシールは今回はいい人気味 目的がわかりませんなあ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2巻目。 咲夜の知らないアルベルトの10年間を知っている、剣の師匠であるトーゴが「アテナの盾」を盗み、逃亡。そんな彼を追うお話となってます。 新キャラトーゴは、結構好きなキャラかもしれませんが、イラストは私の予想とは違ってました。戦国時代の武将だそうですが、いったい誰がモデルなのかは分かりませんでした。 前巻にも出て来ていたエクシールの素性も謎ですし、グレーテルもメデューサと何か関係してそうで、彼女の正体も気になります。咲夜がなぜエリアンヌなのかもよく分からない。 いろんな伏線がひかれていて、2巻ではまだまだモヤモヤすることが一杯ですが、最後の最後で明らかになるんでしょうか。
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入荷先:川崎市立中原図書館 ベルンシュタイン(琥珀)の名にふさわしき内容になっている。今回はアベル(主人公の義理の兄)の剣匠が持ち出した「持ち出し危険物」をめぐる話なのだが、単純化して論じることはおそらくできない。これは前巻で散見した階級/階層の問題のみならず、そもそもの根底と...
入荷先:川崎市立中原図書館 ベルンシュタイン(琥珀)の名にふさわしき内容になっている。今回はアベル(主人公の義理の兄)の剣匠が持ち出した「持ち出し危険物」をめぐる話なのだが、単純化して論じることはおそらくできない。これは前巻で散見した階級/階層の問題のみならず、そもそもの根底として存在する信用と信頼の問題にひきつけて考えさせれる内容になっているのだ。 ここに重層化していく作品世界(伏線の引き方とキャラクターのバックヤードの配置の複雑化)の輪郭だけを追いかけるのはもはや困難だ。さしづめ「めくるめくソシオロジーの世界へようこそ」、といった按配だ。 おそらくこれからたびたび「○○の知らない○年間」というフレーズが繰り返されるのだろう。しかし繰り返さないことには先に進まない。よって読み手は辛抱強く付き合うことになる作品になることは間違いないだろう。同時に、結城もまた辛抱強く作品世界膨らませては縮ませることをすることになるだろう。 さて、評者はこんなことを思っている。剣匠トーゴは相州(現在の神奈川県内のおおむね多摩・三浦丘陵以西/以南地域→神奈中バスの運賃支払い方式で区切ってはいけない)の出身だそうだが、彼に似合うはいったいどのラインカラーなのだろうかと要らぬ心配をするのは私だけではあるまい。
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